先日、結弦くんがGUCCIのアンバサダーになることが発表されました。

 

 

 

まあ、去年GUCCIの洋服に身を包み、エルジャポンの表紙を飾った時から何となくそうなるんだろうなぁという気はしていましたよね。

 

そもそもあの企画自体がGUCCIからの持ち込みで、発表する媒体としてエルジャポンが選ばれたという話でしたし、その後銀座のGUCCIギャラリーのこけら落しに結弦くんの写真展を開催するなど、明らかに単なるモデルとして起用されたわけではないことが伺えていました。

 

その後、結弦くんはTVに映る際は必ずどこかにGUCCIを身につけていましたから、何らかの契約を結んでいるんだろうなとは思っていました。

 

 

なのでアンバサダーの発表も「ああ、そうだよね」という感じで、特に驚きはありませんでした。

 

 

 

ただ、ファッションや芸能関係に疎い私は「アンバサダー」というものがどういう活動をする存在なのか、そこが分かっていなかったんですね。

 

 

 

まあ、アンバサダーについては多少耳にしてはいました。

先月の中旬ごろ、SnowManの目黒くんやラウールくんがミラノのファッションイベントに参加した後、目黒くんがフェンディのアンバサダーに就任したという情報が流れていました

 

その時の動画で、ホテルの部屋のクローゼットにずらーっとかけられた服のどれを着てもいいというようなことを言っていて、それはもう歩く広告塔だなと思ったものですが、あれもアンバサダーとしての活動のひとつなんですよね?

 

 

少し前まではアンバサダーという言葉を「宣伝大使」というイメージでとらえていた私ですが、最近はもっと砕けて「(企業の)イメージキャラクター」という捉え方をされているようです。

 

 

芸能人の方々にとって、アンバサダーになるということは企業の顔になるということでもあり、ハイブランドのアンバサダーになるということは自分自身のブランド力も高まるということなので積極的に売り込みをしている事務所もあるようなのですが、結弦くんの場合は芸能活動をしていませんし大谷翔平くん(boss)や大坂なおみさん(ルイヴィトン)のように試合でTVに出るというわけでもありません。

 

なので「広告塔」としてだけを考えたら、結弦くんはアイドルに比べ露出も少なく影響力も少ないように思います。

 

でも、結弦くんの場合、「人気」だけじゃないんです。

今までやってきた「行動」と「信念」と「崇高な意思」が、歴史あるハイブランドにとって最も求める人物だったんじゃないでしょうか。

 

私は寡聞にして知らなかったのですが、GUCCIさんは東日本大震災の発生直後から被災地の支援を行っていたのだそうです。

結弦くんは、今までも被災地に尽力してくれた企業やフィギュアの支援をしてくれた企業としか契約を結んできませんでした。

自分を支えてくれる企業というよりも、困っている人達を支えてくれた企業というのが結弦くんがスポンサーを選ぶ根底にあるのだと思います。

 

KOSEさんも東和薬品さんも、何年も前からアイスリンクのネーミングライツを取得し、フィギュア界に大きな貢献をしてくれていました。

そういった企業ですら、結弦くんと契約にこぎつけるのに何年もかかっていたようなので、結弦くんの考えはずっと変わらず、選択の基準は「自分より、周りの人を支えてくれていた企業」なんだと思います。

 

ヨーロッパのハイブランドにとって、そんな結弦くんだからこそ自分たちのパートナーにふさわしいと考えたのかもしれません。

 

逆境に負けず、不運を誰かのせいにせず、信念をもって努力を重ね、常に前を向き、日々研鑽を積み、重責を担い、人々の笑顔のために全力で努力する。

こんな人、そうそういるものじゃありません。

GUCCIさんの見る目は確かです。そこは本当にそう思います。

 

特に結弦くんの人気は世界的です。

アジア人気は凄まじいものがありますが、ヨーロッパや北米、中南米やアラブ圏まで、本当に幅広いファンがいます。

そういう意味でも、GUCCIさんの戦略に結弦くんはピッタリなんだと思います。

 

 

 

さて、そんなことをエラそうに書いた私ですが、やっぱりアンバサダーという存在がどのようなお仕事をするのか分かりません。

今一番気になっているブランドは「ワークマン」という私ですから、ハイブランドの世界というものが理解できるわけもありません。

 

 

ただ、これから先、海外で活動をする際にはGUCCIさんは大変心強いパートナーになるのかな?と、そんな想像をするだけです。

 

 

まだまだ結弦くんの世界は広がっていきますね。

 

これから色々なお仕事も待っていると思いますが、絶対に結弦くんは成功します。

 

自分は本当に凄い人のファンになったんだなあと、その姿を誇らしく思いながら応援していきたいと思います。

 

 

 

以上