13日から14日にかけて、飯舘3千本桜のお祭りのお手伝いに行ってきました。
だがしかしっ!
朝8:30に到着した私達を待っていたのは「え?咲いてる木、ある?」というくらいほとんど咲いていない桜たち…。
福島の平野部ではもう満開を過ぎて散り始めている場所もあったようですが、飯舘村は標高が400m以上高いので、だいたい他の地域より1週間ほど後になるんです。
なので満開が無理なのは分かっていましたが、それでも3分咲きくらいにはなっているかと思っていたんですが…。
やっちまった…。
こんなに咲いてないのは初めてだ…
こんな状態で桜祭りやるの?
お客さん来るの~?
ただ、幸か不幸かこの週末は大変気温が高く、13日の午後には2~3分咲きとなり…
14日には5~6分くらいまで咲いてきました。
たぶん、昨日あたりには満開になっているんじゃないかと思います。
良かった良かった
なんでも、19日に「news every.」で飯舘3千本桜の取材があるんだそうです。
きっとその頃は、満開からちょっと過ぎて散り始めているかもしれませんが、どのくらいになっているか楽しみにしたいと思います。
で、桜はそこそこ咲いてきたけど「やっぱり満開の桜が見たいのー!」ということで、14日の帰り道、今が満開という情報のあった「富岡 夜の森の桜」を見に行くことにしました。
飯舘村から国道6号線を通って富岡町に行くのですが、桜の季節に6号線を通るのは初めてだったので、私は沿道にずらっと桜が植えられていることを知らなかったんですね。
若い木が多かったので、震災の後に植えられたものかもしれませんが、とにかく6号線の脇がずっと満開の桜で、それはもう大変きれいで感動的な光景でした。
6号線と言えば、原発事故の時は線量が高すぎて通行禁止となり、その後はしばらく通る時は許可証をもらって検問を通らなくてはいけなかった、なかなかに思い出のある道です。
通れるようになってからもパトロールが厳しくて、夜中にナビに住所を入力しようとちょっと停めただけでパトカーに職質された思い出もあります(笑)
そんな道のわきに延々と桜が咲いているんですよ。
ああ、日本に住んでて良かったなあと、ちょっとしみじみしちゃいました。
で、夜の森の桜です。
私、桜が咲いている夜の森には初めて来たんですが、見てびっくりしたのはその桜の背の低さと幹の太さです。
よく見ると、上の電線にかからないよう桜の上部をガッツリと切っているんです。
そのため幹は曲がりくねり、かなり異様な形になっていました。
夜の森の桜並木は80年以上たっている木も多いらしく、幹の太さと老齢の桜にありがちなゴツゴツした木肌、それと曲がりくねった枝が不思議な重厚感を醸しだしている桜たちでした。
でも残念なことに、夕方6時からやっているというライトアップが配電盤の不調とやらでライトがつかなくてションボリでした(笑)
つかないならつかないって先に言って!
福島には桜の名所がたくさんありますが、桜祭りに満開が重なるかどうかは毎年賭けみたいなものです。
来年こそはと言い続けて何年になるか…
とりあえず、来年こそは飯舘村で満開を迎えたいですね
以上