「Ponpindoゲーム」企画参加第四弾です。バイト魔人頑張ってます。(・∀・)
*企画参加者様以外の無断転用禁止*
企画の概要、参加条件等はこちら→【企画】Ponpindoゲーム
popipi社長の企画ページから全ての選択肢のお話に飛べます。
Ponpindoゲーム冒頭 アノ娘ヲ捕獲シ監☆禁セヨ
⇒選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 魔人も選択!
魔人は、mamiさんによる 『イッソ、ソノ羽ヲ手折ルマデ』の続きに挑んでみます。
ののさんによる「姫ノ唇ハ俺ダケノモノ」からもこちらに繋がっています。
同じ世界観維持のため、ゲーム冒頭から最初の数話の文章と雰囲気を揃えたり、一部に他の方の表現をお借りしていることがあります。ご了承ください。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
⇒洋館に入った途端、鍵をかける。
俺たちは、無機質な箱の立ち並ぶ街並みの中を進み、目的の館の前にたどり着いた。
目の前にあるのは、この場所では完全に浮いているが、君が好きそうなデザインの豪奢な洋館。
俺はごく自然に…まるでいつもそうしているかの様に、ポケットから鍵を取り出すと、洋館の扉の鍵を開けた。
きっと隠れ家的な店にでも行くんだと思っていたんだろうね、君は。
驚いて何も言えないのか君は口をぽかんとひらき、徐々に見えてきた扉の向こうを凝視している。
あとはそれはもう簡単なことだ。
俺は、扉の内側にその身体を押し込んだ。
そして、外の世界に通じている厚い扉を閉じると、予定通り、直様内側からガチャリと鍵をかけた。
ただの内鍵に見えるが、外用と同じ鍵を使用しないと開けることは出来ない。
「ここ、お店じゃないんですか?」
驚きながらも、警戒心のかけらもなさそうな君は鍵についてはまだ触れない。
まあ、俺たちは売れっ子芸能人であり、自宅マンションの戸締りは当然のことだから、お店でないならちゃんと閉めた方が安全だと思っていんだろう。
「うん、違う」
「え?でもハンバーグは?」
「ちゃんと食べられると思うよ、まだ出来てはいないけれど…」
計画が成功した俺は嬉しくて仕方がない。
機嫌がよさそうに笑う俺に、君は楽しそうに問いかけた。
「鍵を持ってらっしゃるということは、ここは…敦賀さんの別宅か何かですか?あ、それともどなたかの別荘をお借りしたとか?前に、騒ぎになりやすいから芸能人が行けるお店じゃないけど、近くの家なら配達してくれるお店があるとか聞いたことがあります!もしかして、そうなんですか?超有名店のハンバーグとか?」
嬉しげに瞳をキラキラさせた君の想像は的外れもいいところ。
でも、その表情が可愛いので、もう少しこの顔を見ていたい。
まあ、がっかりした顔も可愛いんだけどね。
俺はまだ真実を明かさずに行こうと、鳥籠の奥へと君を誘いながら、喜んでもらえそうな話題を先に提供する。
「残念ながら、超有名店のハンバーグを配達してもらえる場所ではないんだ。でもね?極上の肉が手に入る場所で、俺はもうそれを手に入れて、この屋敷の冷蔵庫に…………入れて置いたんだ。ねぇ、最上さん、あとはとびきり美味しいハンバーグを作ってくれる人がいれば、完璧だと思わない?」
「そ、そうなんですか!あ、もしかして、ここに凄腕シェフを呼ばれているとか?」
「クスッ。うん。呼んではいないけれど、今連れてきたところかな?」
俺の目の前に立つただ1人の人を、じっと見つめてそういえば、それで合点がいったのか、驚きつつも納得した顔をする君。
「え?あっ、ああ!そういうことですか。さ、流石セレブ!お肉のある場所にこんな風に移動して調理するなんて!いやでも、敦賀さんが食べ物にこんな手間と情熱をかけるなんて珍しいですね!」
「うん?そうかな?まあ、そうかもね。俺は君のおかげで、情熱を持って欲しいものを手にいれることを覚えたようなものだし…で、作ってくれる?俺たち二人のためだけの、世界一美味しいハンバーグを…」
「?え〜と、世界一美味しいかどうかは全く自信がないですけれど、不肖最上キョーコ、敦賀さんに喜んでいただくために、精一杯頑張らせていただきます!あ、でも!!私が勝手にお台所とかお借りしても大丈夫なんですか?」
「うん、ここは俺の家だから、平気」
「お、俺の?えぇっ〜〜〜!ほ、本当にここ別宅だったんですか?ぜ、贅沢というか勿体無いですね。いやもうセレブの感覚は庶民な私にはわかりませんが」
「贅沢でも勿体無くも無いよ。俺はもうここにしか住ま無いし、やっぱり住むなら快適じゃ無いと嫌だろう?」
「え?今のご自宅は?え?ええっ?敦賀さんお引っ越しされるんですか?でも、ここは…仕事に通うには不便じゃ無いですか?」
「そう不便でも無いよ。調べてみたら、ここが一番最適だったし。それにここは今日から世界一大事な場所になるから…」
「世界一大事な…場所?」
「そう、大事な大事な、秘密の場所」
ここは俺の大事な場所になるんだ。
愛する君を誰にも知らせずに閉じ込める、俺だけが知ってる場所にね。
最上さん、俺の『秘密ノ籠ニヨウコソ』。
歓迎するよ。
全力でね。
おや、急に浮かない顔になったね?
もしかして、バレたかな?
「…………それじゃあ、私なんか入れちゃ…………駄目ですよ。……………………ご新居なのに…………」
⇒キョーコが何やら誤解?急にいますぐ一人で帰ると言い出される。「姫ヨ☆カードヲ探シテ」のの様宅へ
⇒ここがどんな場所か教えてアゲル。「籠ノ中デ愛シテ」のの様宅へ
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
さて……あなたなら、どちらの選択肢を選びますか?
上の選択肢の続きを書いていただける場合は、事後承諾で構いませんので、コメント欄で知らせてくださいね。(^-^)/
な、何だか私だけやたら毎回長い!ゲームっぽくなくて、ごめんなさい。
そして、うちのキョコさんは何故かいつも曲解全開!
ブラック蓮さん、ガンバッて〜〜!
あと最低2話。とりあえず参加者さま全員の続きにチャレンジ予定です。←迷惑宣言
注:今回は社長の企画ページだけでなく、繋がるお話を書いた参加者は相互リンクを貼らせていただくことになってます。
拍手はこちら。
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企画の概要、参加条件等はこちら→【企画】Ponpindoゲーム
popipi社長の企画ページから全ての選択肢のお話に飛べます。
Ponpindoゲーム冒頭 アノ娘ヲ捕獲シ監☆禁セヨ
⇒選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 選択❤️ ⇒ 魔人も選択!
魔人は、mamiさんによる 『イッソ、ソノ羽ヲ手折ルマデ』の続きに挑んでみます。
ののさんによる「姫ノ唇ハ俺ダケノモノ」からもこちらに繋がっています。
同じ世界観維持のため、ゲーム冒頭から最初の数話の文章と雰囲気を揃えたり、一部に他の方の表現をお借りしていることがあります。ご了承ください。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
⇒洋館に入った途端、鍵をかける。
俺たちは、無機質な箱の立ち並ぶ街並みの中を進み、目的の館の前にたどり着いた。
目の前にあるのは、この場所では完全に浮いているが、君が好きそうなデザインの豪奢な洋館。
俺はごく自然に…まるでいつもそうしているかの様に、ポケットから鍵を取り出すと、洋館の扉の鍵を開けた。
きっと隠れ家的な店にでも行くんだと思っていたんだろうね、君は。
驚いて何も言えないのか君は口をぽかんとひらき、徐々に見えてきた扉の向こうを凝視している。
あとはそれはもう簡単なことだ。
俺は、扉の内側にその身体を押し込んだ。
そして、外の世界に通じている厚い扉を閉じると、予定通り、直様内側からガチャリと鍵をかけた。
ただの内鍵に見えるが、外用と同じ鍵を使用しないと開けることは出来ない。
「ここ、お店じゃないんですか?」
驚きながらも、警戒心のかけらもなさそうな君は鍵についてはまだ触れない。
まあ、俺たちは売れっ子芸能人であり、自宅マンションの戸締りは当然のことだから、お店でないならちゃんと閉めた方が安全だと思っていんだろう。
「うん、違う」
「え?でもハンバーグは?」
「ちゃんと食べられると思うよ、まだ出来てはいないけれど…」
計画が成功した俺は嬉しくて仕方がない。
機嫌がよさそうに笑う俺に、君は楽しそうに問いかけた。
「鍵を持ってらっしゃるということは、ここは…敦賀さんの別宅か何かですか?あ、それともどなたかの別荘をお借りしたとか?前に、騒ぎになりやすいから芸能人が行けるお店じゃないけど、近くの家なら配達してくれるお店があるとか聞いたことがあります!もしかして、そうなんですか?超有名店のハンバーグとか?」
嬉しげに瞳をキラキラさせた君の想像は的外れもいいところ。
でも、その表情が可愛いので、もう少しこの顔を見ていたい。
まあ、がっかりした顔も可愛いんだけどね。
俺はまだ真実を明かさずに行こうと、鳥籠の奥へと君を誘いながら、喜んでもらえそうな話題を先に提供する。
「残念ながら、超有名店のハンバーグを配達してもらえる場所ではないんだ。でもね?極上の肉が手に入る場所で、俺はもうそれを手に入れて、この屋敷の冷蔵庫に…………入れて置いたんだ。ねぇ、最上さん、あとはとびきり美味しいハンバーグを作ってくれる人がいれば、完璧だと思わない?」
「そ、そうなんですか!あ、もしかして、ここに凄腕シェフを呼ばれているとか?」
「クスッ。うん。呼んではいないけれど、今連れてきたところかな?」
俺の目の前に立つただ1人の人を、じっと見つめてそういえば、それで合点がいったのか、驚きつつも納得した顔をする君。
「え?あっ、ああ!そういうことですか。さ、流石セレブ!お肉のある場所にこんな風に移動して調理するなんて!いやでも、敦賀さんが食べ物にこんな手間と情熱をかけるなんて珍しいですね!」
「うん?そうかな?まあ、そうかもね。俺は君のおかげで、情熱を持って欲しいものを手にいれることを覚えたようなものだし…で、作ってくれる?俺たち二人のためだけの、世界一美味しいハンバーグを…」
「?え〜と、世界一美味しいかどうかは全く自信がないですけれど、不肖最上キョーコ、敦賀さんに喜んでいただくために、精一杯頑張らせていただきます!あ、でも!!私が勝手にお台所とかお借りしても大丈夫なんですか?」
「うん、ここは俺の家だから、平気」
「お、俺の?えぇっ〜〜〜!ほ、本当にここ別宅だったんですか?ぜ、贅沢というか勿体無いですね。いやもうセレブの感覚は庶民な私にはわかりませんが」
「贅沢でも勿体無くも無いよ。俺はもうここにしか住ま無いし、やっぱり住むなら快適じゃ無いと嫌だろう?」
「え?今のご自宅は?え?ええっ?敦賀さんお引っ越しされるんですか?でも、ここは…仕事に通うには不便じゃ無いですか?」
「そう不便でも無いよ。調べてみたら、ここが一番最適だったし。それにここは今日から世界一大事な場所になるから…」
「世界一大事な…場所?」
「そう、大事な大事な、秘密の場所」
ここは俺の大事な場所になるんだ。
愛する君を誰にも知らせずに閉じ込める、俺だけが知ってる場所にね。
最上さん、俺の『秘密ノ籠ニヨウコソ』。
歓迎するよ。
全力でね。
おや、急に浮かない顔になったね?
もしかして、バレたかな?
「…………それじゃあ、私なんか入れちゃ…………駄目ですよ。……………………ご新居なのに…………」
⇒キョーコが何やら誤解?急にいますぐ一人で帰ると言い出される。「姫ヨ☆カードヲ探シテ」のの様宅へ
⇒ここがどんな場所か教えてアゲル。「籠ノ中デ愛シテ」のの様宅へ
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
さて……あなたなら、どちらの選択肢を選びますか?
上の選択肢の続きを書いていただける場合は、事後承諾で構いませんので、コメント欄で知らせてくださいね。(^-^)/
な、何だか私だけやたら毎回長い!ゲームっぽくなくて、ごめんなさい。
そして、うちのキョコさんは何故かいつも曲解全開!
ブラック蓮さん、ガンバッて〜〜!
あと最低2話。とりあえず参加者さま全員の続きにチャレンジ予定です。←迷惑宣言
注:今回は社長の企画ページだけでなく、繋がるお話を書いた参加者は相互リンクを貼らせていただくことになってます。
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