海洋プラスチックごみ防止6R県民運動
心がすっきり夢拾いビーチクリーン御前崎活動報告です
1.活動名
心がすっきり夢拾いビーチクリーン御前崎
2.活動目的・背景
私たちは、人々の暮らしの中で、環境を破壊せずに子供たちが明るく住みやすい豊かな街つくりを目的として活動しています。このプロジェクトはその一環で、定期的に地域の環境・街・観光地・海・海岸を守るため、ごみ拾い活動（夢も一緒に拾う）を行うものです。
3.参加者
御前崎市民20名、藤枝市民1名、掛川市民4名、静岡市民5名、島田市民1名、焼津市民1名、浜松市民3名、牧之原市民2名 計37名
（トヨタユナイテッド静岡株式会社の皆様5名、渚の交番の皆様2名含む）
4.活動内容
2022年1月9日（日曜日）天気晴れ
8:30 御前崎マリンパーク駐車場集合、朝礼（コロナ対策の徹底）
8:40 ごみ拾い活動開始 下岬海岸に移動しビーチクリーンを行いました。
9:20 活動終了 終礼 集合写真撮影
9:30 解散
回収した海岸漂着ごみはトヨタユナイテッド静岡株式会社様に車両提供、搬入作業協力をいただき、環境保全センターに搬送し、処理をお願いしました。また漁網など産廃ごみは渚の交番さんのホイールローダーで回収し、処理をお願いしました。
5.成果
回収したごみの総量 130キロ
ホイールローダーでの回収ごみ、漁網、毛布など多数あり
6.所感
今回の下岬海岸は潮が引いており、砂浜が広い状態でした。ペットボトルをはじめとする様々な生活ごみがたくさん漂着していて、下岬海岸の現状は愕然とするものでした。参加者も打ち上げられたごみを目にしてとても驚いていました。風もなく、駿河湾越しに見える富士山と伊豆半島が美しく、ごみを拾いながらも時折り顔を上げると思わず笑顔になる…そんな天候に恵まれた、絶好のごみ拾い日和となりました。
今回も渚の交番さんがホイールローダーを出してくださり、人の手では回収できない大きい漁網などを処理してくださいました。また御前崎市環境課より、ガラス瓶やペットボトルに残っている液体を回収するための容器をお借りしました。いつもは参加者が個々にふたを開けて中身を捨てていますが、今回はふたを開けないでそのまま拾ってもらいました。その後、スタッフがまとめて回収容器に液体を捨てました。外国語が表記されているペットボトルや、茶色になって異臭を放つ中身がなんなのかわからず、不気味とも感じられる液体をまとめるという作業でした。この容器は後日御前崎市の下水処理施設に持っていき、環境課の職員立ち会いのもと、市の担当者がpHを測定します。そして液体を処理します。今回が初めての作業です。今後も環境課と相談、改善をしながら適切に処理をしていけるようにしていきたいと思います。ガラス瓶などは水洗いした後、破棄となります。
今回もトヨタユナイテッド静岡株式会社様がごみ運搬車両を用意してくださり、ごみを積み込み、環境保全センターへの搬入廃棄作業を担当してくださいました。作業終了時間は10:25でした。トラックなどの作業を円滑にするための車両を持たない私たちにとって、こうしたサポートは大変有りがたく、最後までごみ拾い活動に御協力下さるトヨタユナイテッド静岡株式会社様に感謝の思いでいっぱいです。
「夢拾い」がビーチクリーンを始めて1周年記念ということもあり、今回は福袋ではなく「夢袋」を用意しました。参加者の皆さんに感謝の気持ちをお届けできたら幸いです。
夢袋の準備にあたりキウイフルーツカントリーJapan様、KAReN HaMaNaKoかんざんじ荘様、スタッフ有志がたくさんの「夢」を提供してくださいました。ありがとうございました。
漂着ごみでいっぱいだった下岬海岸は多くの皆さんの協力のもとすっきりと綺麗になりました。ありがとうございました。久しぶりの知人に会い笑顔になる風景、新たな御縁を喜ぶ風景、美しい景色を楽しみ写真を撮る風景、子供達が一生懸命ごみを拾う微笑ましい風景、そしてごみ拾いのあと「本当に心がすっきりしたね」と笑顔になる瞬間…。
今回も皆さんそれぞれ、楽しく素敵な「夢」を拾って頂けたと思います。お陰さまで大きな事故や怪我など無く、無事にビーチクリーンをすることができました。活動に御参加くださった多くの皆様に心から感謝致します。ありがとうございました。
今後は夢拾いの楽しさ面白さをさらに多くの御前崎市民の方にも知っていただき、これからの夢拾い活動に御参加いただけたら良いなと思います。
7.今後の予定（コロナが落ち着いていれば）
2022年2月15日(火)
御前崎マリンパーク駐車場周辺のごみ拾い(海にごみを行かせない活動)
2022年3月13日(日)
下岬海岸にてビーチクリーン
開催予定です。
より多くの方の御参加をお待ちしております。
心がすっきり夢拾い
御前崎リーダー伊村りか
