「犬猫パートナーシップ制度」という新しい制度を作って、協力ペットショップを認定します。

そのココロは①ペットショップに行く前に譲渡会に来て欲しいということ②市民の皆さんがペットショップに行く際は、ただ小さくて可愛いうちに売ればいいというお店でなく、人とペットという命を預かる責任をより果たしていただけるペットショップに行って頂きたいということです。

 

具体的には、ペットショップに行く前にまずは犬や猫の譲渡会に来て欲しいので、知る機会を増やすためペットショップ自体に譲渡会の案内をしてもらうことや、必ずマイクロチップをつけて登録してから販売すること。そして終生飼育の誓約や、販売前に飼い主にその責務についての講習をして頂きます。さらに誕生日だけでなく、生後50日にあたる日を必ずお客さんの見える位置に明示して、それ以降の販売を守って頂きます。販売店にとっては決して軽いものではありませんが、だからこそこの制度に参加して下さるお店を、福岡市としても推奨していきます。個人的には国として犬猫の生体展示販売自体が基本的に無くなる一里塚になればと思っています。

 

福岡市としてはこれまで、

・動物愛護センターに犬猫を連れて来ても簡単には引き取らず、しっかり説得する

・市内2カ所の動物愛護センターのうち、一カ所は命の教育専門の施設にした

・殺処分ゼロを目指す方向性を明確にした

・病気などでやむを得ず殺処分せざるを得ない場合でも、苦しみを軽減するためにに炭酸ガスではなく獣医師による注射へ

・譲渡もできない生まれたばかりの子猫はミルクボランティア制度をスタートして、フードを食べられるようになってから譲渡会へ。

こうした取り組みで実質的に犬の殺処分はゼロになっていますが、猫はもう一歩の頑張りが必要です。

ミルクボランティアを引き受けて頂ける方は是非ご一報下さい(福岡市生活衛生課092-711-4273)。

新制度はこれからペットショップへの呼びかけを始めて、新年度スタートです。

また一緒に取り組んで頂ける自治体とも連携していきたいと思っています。

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福岡市長高島宗一郎