休める人はできる限りまとめて休みを取れるように、福岡市では職員を集めての仕事納めや仕事始めの式を数年前から辞めています。
一方、年末年始も公共サービスやインフラ維持のために働いてくれた職員もたくさんいます。
今朝はコロナ対策室を訪問しました。今年もコロナの影響で年末年始も交代で様々な調整をしてくれた職員たちもいます。
市民のために頑張ってくれている職員に感謝です。

さて市長からの新年の訓示は4日以降、いつから出勤してもオンラインで観られるようにしています。
今年、私から職員の皆さんに改めてお伝えしたのは、改めてチャレンジ心を忘れないことです。
人口が163万人の福岡市は、メガシティではありません。東京、大阪、釜山、上海に囲まれていて、人口・ロット数では埋没してしまいます。だからこそ、尖りを出さなければ、そしてタグ付け出来る個性を持たなければ、一瞬にしてその存在感はなくなりますし、それは福岡市の産業構造的に致命的です。さらにそれは九州から人材を流出させることにも繋がるという危機感を改めてお伝えしました。

少子高齢、福祉の充実、有事への想定、物価高騰などなど、様々な影響を想定をしながら着実な備えをすることは必須です。グローバルに考え、ローカルに行動する。現状維持はイコール衰退。決して今に満足せずに、市民と時代のニーズを汲み取りながら、しなやかにスピーディーに新しい価値観を取り入れ、市民サービスの向上と街づくりに今年も取り組んでいきます。




福岡市長 髙島宗一郎