「信じる自由」と「信じない自由」を守るバランス | ソニエリのブログ~マインドコントロールの功罪~

ソニエリのブログ~マインドコントロールの功罪~

真如苑の欺瞞について、経験に基づき掲載しています。

マインドコントロールや霊感商法などの手法が表面的に見えず、新興宗教に引き込まれていく過程で見落とされがちなのは、信教の自由の「信じない自由」への侵害です。
信じるのが当たり前で疑うことが許されないという空気を伴って「信じる自由」を強調されますが、徐々に「信じない自由」を抑圧されて信教の自由が侵害されていくことを見逃してはいけないと思います。
他の教団にはない涅槃経を教典とした教え。救われない先祖が喜ぶ教え。遍く一切を救う教え。そう言われながら違和感を感じたら何かを侵害されているかも知れません。
ねずみ講型の取り組みとしては、人の「信じない自由」を蔑ろにしてこの教えを信じさせなければならなくなります。そうした中で信者が自分を保つには「徳があってこの教えに選ばれた人」、「教えを信じられる自分は徳があり、教えを信じられない人は可哀想」などと自分に言い聞かせなければならなくなります。
その様な状況に自分が陥らないように、信者を不必要に刺激しないように信教の自由の侵害から、そうしたカルト性を伴う行動から離れたいものです。