4月7日(金曜日)

「自然治癒力を高める生き方」という本がコスモトゥーワンというところから1600円で出版されます。

自然治癒

この本の出版のきっかけは2年前2004年の2月8日(大阪)、2月11日(東京)で開かれた東西2つのシンポジウムを皮切りに始まった「自然治癒学プロジェクト」から始まったのです。

もともと、先進諸国では医療制度の曲がり角を迎え、代替療法やホリスティック医学という言葉がしっかり根付いているのに対し、日本も遅ればせながらその活動の注目が集まり始め、私たち生活習慣病予防指導士で何かそのあり方に着目した活動ができないかという動きから始まったプロジェクトです。

自然治癒力ということばをキーワードに日本流のあり方を論議し、そのスタンダードな定義づくりを試み、新たな医療の場を医療者と市民が共同してつくりだしていこうとしたものです。その後東西5回ずつ連続講座を骨子に自然治癒力とは何か、この先医療が「治癒系」にという概念にどう取り組むべきなのか、患者側は医療に何を求め、どう臨むべきなのかを話し合いその過程を1冊にまとめた本がこの本です。

連続講座の講師11人は日本ホリスティック医学協会の会員であり、臨床医、気功家です。

代替療法で有名な帯津良一先生、上野圭一先生、川西秀徳先生、「生きがい療法」の伊丹仁朗先生、今をときめく安保徹先生など豪華な講師陣のおかげで雑誌などにも取り上げられ大反響のうちに終了しました。


このプロジェクトに参加し、多くの先生、自然治癒力に興味のある一般市民のみなさんに出会えたことは

私にとってとても貴重な体験でした。現在の私の活動の芯の部分に間違いなくこの「自然治癒学プロジェクト」が存在すると思っています。このプロジェクトを推進するに当たり、私たちを常に引っ張ってくださった同期の板垣宏征さんに心から感謝しています。また、この本の編集に当たっていただいた皆様のご苦労を振り返る時、本当にこの本の出版の日を迎えられたことを幸せに思います。

そして自然治癒学プロジェクト推進委員として巻末に私の名前が掲載されていることも心から誇りに思います。

どうぞ、ご興味のある方是非私たちの本をご一読ください。