静岡県天竜川上流の山の上の茶園の体験。静岡県北遠農林事務所・JA遠州中央の企画の第1回「遠州 山のお茶」グリーン‘ティー‘ツーリズムの体験ツアーに行って来ました。


実はKISHLは「みどりの魔法」ブランドとして、この静岡の山茶 「気」力の山茶 を販売しています。その私たちが販売するお茶の産地見学ということで今回浜松に足を運んだという次第です。雨女の私を天は裏切るはずもなく、やっぱり当日はしっかり雨雨トホホ・・・でも雨の中の茶畑はとても緑が映え、景色は幽玄の輝きでした。


まずは瀬尻の段々畑へ。しっかりした石垣の上に拡がる段々畑。丁度1番茶の収穫時期。山茶の名前通り

しっかりとした茶葉がいきいき並んでいます。肉厚で結構思い思いに主張している感じ!そう、とっても力みなぎる茶葉なのです。KISHLの「気」力の山茶は、この瀬尻のお茶を使っています。この力みなぎる感じは

まさにネーミングにぴったり。うれしくなっちゃいました。段々畑の風景は負け惜しみではなく、雨に映え、横に流れる川の音とそこに流れるマイナスイオンたっぷりの空気に包まれ、思わず何度も深呼吸ニコニコ

天竜山茶を一服いただく。ああ、うちで飲む「気」力の山茶と同じ味。感激ドキドキ

そして、ナ、ナ、ナントテレビ局、中日新聞、静岡新聞の取材の人たちが・・・。

関西から静岡の山茶をひろめていこうとグリーン‘ティー‘リズムに参加しているということでKISHLの紹介をしてくださったのです。静岡でメジャーデビューというオマケつき。やったー晴れ


お昼は雑穀レストラン「いしもと」であわ、ひえなどの雑穀料理を堪能。お料理を提供してくださった石本静子さんは、地元の伝統食の継承者で雑穀料理研究家。雑穀という戦時中の貧しい食のイメージを払拭するため、静岡県の県知事さんが「つぶ食」と命名されたそう。粒より、粒ぞろい、雑穀のつぶつぶ感をあらわした「つぶ食」。食物繊維やミネラルが豊富で農薬を使わず栽培。雑穀なのにアレンジで白身魚やハンバーグとそっくりのお料理、山菜のてんぷらなど、お茶ツアーでこんな食事に出会えるなんて本当に感激!昨年の新嘗祭の時に天皇陛下に献上されたという雑穀をいただき、食器は明治時代の貴重な器。メニューも石本さんのおうちにある江戸時代からの伝統食レシピに基づき作られ、現代風アレンジもそこに加わるという。

出された食材は全部、石本さんご自身が栽培されたものだというから、もう完璧ビックリマーク


こんなに自然に囲まれた環境の中で、こんなお料理を食べられる幸せラブラブ

地元の方には当たり前でしょうが、私たちは感動の連続でした。

その後、大沢の標高750メートルの秘境茶園にお邪魔し、手摘みの茶園と山茶の荒茶工場を見学。

問屋さんに出荷される前の荒茶も初体験。同行のKISHLメンバー京都茶芸庵茶濃香ちゃのか代表の高田政弘さんにお茶を入れていただき、正統派のお茶を体験。高田さんはアイデアマンでサボールというカップを考案。急須と湯のみが一体になったもので少量の茶葉を一度入れるとお湯を注ぐだけで何度もいろいろな味のお茶をいただける優れもの。ずぼらな私にぴったりのカップです。そのサボールで山茶をいただきました。


私たちのお茶「気」力の山茶の生い立ちを訪ねたツアーでしたが、私たちを快く迎えてくださった地元のみなさんの温かさにも触れ、自然を満喫した充実の小旅行になりました。

「気」力の山茶にご興味のある方は一度アクセスしてみてください。http://www.kishl.com/


気力のお茶