このブログは、出産報告で終わりにしようと思っています。



その前に、

自分の母親に対する本当の気持ちをここに記しておきたいと思いました。










私は母親が嫌いです。










私が中学生の頃、

自分の思った通りに育たなかった私に対して、

「あんたみたいな子を産みたかったわけではないから。」

と言い放ちました。










つまり、

子どもは欲しくて産んだ。

だけど、あなたを産みたかったわけではない、と。










その後、

私の母子手帳とへその緒は燃やしたそうです。























その後、

私は県内トップクラスの高校に入学しました。










母親の、

私に対する態度はコロッと変わりました。










私は難関クラスの国立大学に入学しました。










母親の態度は一変しました。













私は教師になりました。

その頃、

母親との関係は概ね良好だったため、

故郷で教師をしようと思いました。










2つの県の教員採用試験を受けました。










2つとも受かりました。












母親は、

「故郷で働くと、嫌な噂が耳に入ってくるから。」

と、

私が故郷で教師として働くことを拒否しました。










結婚も、

「相手が医師でもない限り、長女が家を継ぎ、親の面倒を見るのが当然。」

だといいました。









私は、医師の夫フク太と結婚しました。










母親は、

結婚に関わるお金の一銭も当然出さず、

私が、家族の式に着てくる服代やバス代を出しました。










それなのに、

結納はしないのかと、

しつこくしつこく催促してきました。










普通、

結納金で100万円は貰えて、

貰った中から半分お返しするから、

50万円は自分のものになる、と。











私はそれを拒否しました。










もちろん、

母親が医師とでもない限り云々と言ったからフクタと結婚したわけではありません。

フクタとの出会いはたまたまで、

フクタだから結婚したいと思いました。










私は、母親が嫌いです。











私が困ったり悩んだりしている話は一切聞いてくれませんでした。

 私が話し始めると、

イライライライラしはじめます。









母親はとてもヒステリックで、

意味もなく突然怒り始めます。









母親といると、疲れます。











母親は、自慢が大好きです。











自分の娘がいい高校へ入った。

自分の娘がいい大学へ入った。

自分の娘が教師になった。

自分の娘が医師と結婚した。











近所や仕事仲間に自慢して歩いています。

私は母親にとってその程度の人間です。

飾りです。








キラキラと輝いている時だけ身につけて、

鈍く汚くくすんでいる時は遠ざけたい。

ただの「物」。













「子供なんてね、ほっといても育つのよ。」














母親の口癖です。











私の苦労も、苦悩も知らずに。






















私が教員採用試験に受かった日、

母親は、

「よかったね、勝ち組になれたね。」

と言いました。









寒気がしました。











私は、

フクタと出会って、

初めて「愛されている」と感じました。









リストカットをやめました。

精神安定剤をやめました。

睡眠薬をやめました。

自分の事を、大切にできるようになりました。










私は、母親が嫌いです。


たがら、母親のような母親にはなりません。


私は、産まれた子どもの直面するいろんな問題を、一緒に悩んで一緒に歩める母親になりたい。

子どもの良い時だけを喜ぶんじゃなくて、

子どもが傷ついたときは、一緒に傷ついて、一緒に立ち直りたい。









理想ですけど。














母親も、

これまでの人生で様々な苦労や苦悩があったことでしょう。

そうやって母親の人格は出来上がったのでしょうから。









それでも、












私は、私が大嫌いな私の母親のようにはなりません。










職場の人や、

近所の人に、

「娘さんのお子さんはまだか。」

と聞かれて、悔しかったんでしょうね。

自分の娘が所謂「順調」でなければ、

大好きな自慢ができませんからね。










だから、

「初孫が嬉しい」

って、どういう意味で言っているんでしょうね。










笑。











それでもほっとけない母親。

ホント、呪縛というか 笑









縁はきりません。

ただ淡々と、常識的な親子関係を築いていくだけです。
















さて、












スッキリしたところで、


 私は母親のためではない人生を歩もうと思います。