12月22日 風が強く飛ぶか飛ばないか1時間以上待ちとなった。冬至の朝。
 
翌日のワカティダを気球にしていたのを急遽冬至に変更したいと、私が言い出したが、風が強くて飛ぶ許可がなかなか出ず、
 
冬至点を地上のなんでも途中のパーキングで過ごすこととなってしまったが、、、
いざ!飛ぶ許可が出た途端、現場は慌ただしく気球を膨らましてという段になったら、すごい勢いで活気付く。
 
昨年のパイロットは、かぜと共に去りぬとかに出てきそうな、
トップ俳優ばりの渋いかっこいい親父だったが、今年のパイロットは若手だった。

 

 

世界の遺跡のほとんどがこの地ルクソールにあるので、

上からの景色も面白のだが、

昨年は暗いうちから気球が飛んで徐々に明るくなって景色が広がる絶景が、今年は太陽と共に上がるというタイミング。

 

 
1人だけ怖くて乗るのを躊躇っていた方も乗れた!
真ん中が二つに割れていて、左右で大体同じ人数になって乗るはずが、気がついたら私たち側が少し浮いている。
は!!隣の方が重い!!
ちょっとしたことが左右する気球。
 
どんどんと高く高くのぼり、
そして気づいたら他の気球とどんどん離れていく。
 
パイロットが戻ろう戻ろうとするが、、、若干涙目になっていないかい??
どんどん流されていく。
 
 
 

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途中からパイロットが着陸できる場所を探し始めてることに気づき、このまま私たちは空中でアセンションかしらと笑いが止まらなくなり、
笑ったまま軽く覚悟を決める。
 
どんどん降下していくにつれ、民家の屋上の人に手を振ったり、
次第に、バナナ農園の上をスレスレに飛び始めて、
ヒョエ〜〜〜ってなり始めた。
農園の中にあった広場が見えると、
どんどんその方向に向かっていく。
 
不時着寸前に近隣の子供達が駆け寄ってきて
これまた面白くてみんなで爆笑してた。
 
なんとか不時着しても、すぐには止まらず滑って木にぶつかりそうになる。
 
その瞬間気球チームのレスキューが私たちを見つけて駆け寄ってきた。
全部がコメデイのようで、本当に
笑い転げた。
 
こんな体験お金出したらできるというものじゃない。
全てがこの時の条件に誘われた。
愛の不時着。
降り立ったところは、もう違う地球じゃないか?
それくらい、乗る前の乗った後の私たちの
軽さったらなかった。
不時着祈念
 
爆笑と感動だった。
 
冬至が新年という人もいるが、本当におめでくて、旅の毎日が昨日を超える面白さで悶絶したり、感動したりとめいいっぱい楽しんだ。
みんなが口を揃えてこのツアーは安い、
最高、きてよかったと毎日のように誰かが伝えてくれる。
 
今回は、5歳、7歳、13歳の子どもも参加。
毎回実はこどもたちも参加してくれていて、
彼らの自由さに自分の中のこども時代を解放する気づきを与えてくれている。
 
 

そして今回初めて貸切をしたフラワーオブライフのあるアビドスのオシレイオンへ

 

 

この柱と、向かいにフラワーオブライフがいくつか刻印されている。

ここも観光ルートとは外れているので、先ほどのルクソールから車で3時間半かけて移動。

自分の中のフラワーオブライフを感じるように、こちらにある部屋で瞑想をした。