仕立て屋のサーカス主宰、演出・曽我大穂
( Cinema dub Monks ) と
昨日は、友達の大穂君(シネマ・ダブ・モンクス)が8年ぶりに沖縄でライブをするので招待してもらいました。
大穂くんが長年ユニットをやってきた相方の
ジャズベーシストのガンジーさんが二年前に亡くなってからの演奏はわたしは今回初でした。
小さなこどもたちもたくさんきていていました。
18歳以下無料
自称18歳も無料
過去50代の方も自称18歳がいたそうで、
快くお通ししたそうですw
布を使って舞台をどんどん仕立てていく鈴木さん、
感電してから電気の世界に入った照明演出されている方、
講演先の土地の今回は沖縄のレコード屋、雑貨や、飲食店さんも全員がサーカスの一団となって舞台を支えていて、
一つの大きな輪になるように作っているプロデュース力最高でした〜!
童心で全力で遊んでいる
実験的でパッションの熱い男のイメージも残しつつ
すごくすごくあたたかいステージで、
彼の受容の力、大きさが増していたのを感じてすごく嬉しかった。
個人的にはわたしは野菜のエノキの円盤にのっている
気分になっていた。
円盤が動いてるようで少し酔いながらも
エノキの王のヤンチャでポップな天狗に見えた。
きている洋服が演奏しながらどんどん仕立てられていくと同時に舞台の布も張り巡らせたり、膨らんだり分裂したり、
何書いてるのか全く表現が伝わらないと思うw
足踏みミシンの音、布きりばさみの恐ろしい音
あるもの全部が生もモノのように変化する。
心地よかったり、邪魔だったり、
やだ〜と声を出したり、子どもたちが夢中で身を乗り出して反応しているのがすっごく面白かった。
サーカスってそんな世界だよな。
舞台と観客の区切りが解けて入ってしまう。
左がガンジーさん 右が大穂くん
舞台の上で大穂くんとガンジーさんは今も一緒に演奏を楽しんだり、場を作り込んでいるようだ。
ガンジーさんの奥様はお坊さん歌手の二階堂和美さん
ジブリ映画のいのちの記憶 【かぐや姫の物語・主題歌】
などなど活躍されてます。
かぐや姫の物語の歌の
「必ず会える 懐かしい場所で」
このフレーズを帰ってから聞きたくなりました。
さて、人が多いせいか少しだけ呼吸が重いので、
忘れないうちに境界線を引かなきゃ、
お誘いした相方のきみちゃんが、
そうだよ〜と相槌。
目が回ってるのか、方向がわからなくなって男子トイレに入ったり、ことごとくおかしくなってる姿を終始爆笑されてました。w
本当にいつも爆笑してくれるので、間違えがいがある。
家に帰ってなんでおかしくなったのだろうかと検証してみる。やっぱり人がたくさんいるところは頑張ってしまうのだろうか。
やり続けている人を見て、
自分の中の「やり続けれなかった」をみたり、
「もしやり続けていたらどうなっていた?」
そんな無意味な妄想が一瞬頭をかすめる。
それなりに演奏が上達してるかもしれないし、
人間関係が広いので想像もしない展開があったかもしれない。
やり続けなかったおかげで、
沖縄で子育てができた。
山原ライフは嬉しいことだったから一切合切忘れていた。
周りからも全部捨てていくの?という選択に驚かれた当時、良い選択をしたと自慢していた
新しいことが好きだから仕方がない。
こどもが育ってきて、子育てが落ち着いてくると、
やり続けていたらどうだっただろう?と思うことの中には置いてけぼりがあ流のだろうか?
やり続けていても感じたであろう、
沖縄に行けなかった置いてけぼりを感じたぐらいなら、
これでよかった。
誰だっていつまでも同じようには続かない。
いつまでも同じ人とは一緒に入れない。
生きているは変化している。
お母さんになったら一度は味あうことがあるんじゃないだろうか。今までのことを一旦置いて夢中に子育てをしていること。
自分を育てる時間だったし、
子どもたちからは本当に喜ばせてもらった時間だった。
そして子どもが自立してくるとスペースが生まれてくる。
過去の栄光じゃなかろうか、、、
絵も描けない、音楽もできない、
ブランクが長すぎて復帰できないのじゃないかと怖くなる。
あっさりと捨てたキャリアが今頃になって
ゼロから始めるって大変だよなと、
気持ちが守りに入っている気弱さだろうか、
羨ましいだろうか、、、
そもそも同じところへ戻ろうとする意識が古い。
とっくに過去のイスはない。
外側の居場所を求めるじゃなくて、
自分の表現をするかしないかだ。
そもそも新しいものが好き。
ゼロが好き。
リハビリと表現したいパッションを
めんどくさい病で腐らせないようにしないとだ。
空海おばあはこういった。
その『間』がいいじゃない
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