「12星座の光と闇」
「12星座の光と闇」というタイトルの連続講座を大阪の占星術研究クラスで開催しております。ゆっくりと進んでいく、この講座……ひとつずつの星座のテーマを改めて見直して、実際にご自身の内側でそれぞれをどのように扱っているのかということを各自で感じて、語っていきます。
これは向かい合う、ふたつの星座のバランスを内側でとることであり、それによって現実のなかで快適なバランスを見つけ出すことでもあります。
ある星座のバランスが崩れていると、現実の中でさまざまな問題が生じます。それが良いとか悪いとか、そういうことを見たいのではなく、そこで起きる自分にとっての不都合を、どうしたら自分なりに心地よくすることができるのか?という試みです。
不都合が生じているときに、自分でそれを中庸に戻すことができたら、楽ですよね。
ふたつの星座のバランスをとることが成熟であり、統合ですが「過不足なく、ぴったりと」という土星を強調する訓練でもありますね。
こないだは今年、木星が入っている牡牛座のテーマを掘り下げていったのですが、これはもちろん「豊かに心地よく、毎日愛に満たされて生きること」です。
そしてそれを得るためには、蠍座を内側で働かせることが欠かせません。それは人や社会と深く関わることであり、その時々に応じて変化していくことであり、自分を成長に導く力だったりします。
これが欠けていると牡牛座は楽な方向へただ流されて、成長せず、自分の世界に閉じることになります。逆に蠍座が働いているときに牡牛座が欠けていると、いつも問題や闇にばかり目を向けて、人間関係に悩まされ、不平不満やフラストレーションに満ちる情緒の安定しない生き方となるでしょう。
そのバランスをとる方法などをさらに掘り下げて読んでいき、みんなでシェアしていく会です。
ひとつずつ、みっちりと見ていくので、とても興味深いシリーズです。