お迎えのない迷子犬
ご縁が決まらない 譲渡犬たち
今日も・・・また 増えた収容
すでに 既定の4倍
もう とっくに限界を超えて 収容保護している
八代保健所の犬舎に
寮長が 女子寮預かりシェルターから
クッキーが使っているゲージを運び・・・・
夕方 私も 仕事の合間に 駆けつけました
新しい収容
おとなしいシニアの フレンチブルドック
後ろ足の 皮膚の疾患
左側には 腫瘍? おできのようなものが・・・・
この子は・・・・
どんな環境で過ごしていたのか
言わなくても わかる・・・
聞かなくても わかる
命は 都合のいいおもちゃではありません
この子たちは
生きています 同じ命
譲渡会で 聞こえてきた
悲しい言葉・・・
「子犬はいないんですか?」
「ポメラニアンはいませんか?」
「トイプードルを探しています」
「若い子がいいです」
「病気をしていない子がいいです」
それはね あなたにそのまま返すよ
保護犬たちは
劣悪な環境から 救い出さされた
強運な 最高の犬たち
あなたが 選ぶのではなく
この子たちが 人間を選ぶんですよ
飼い主を選べなかった
不幸な犬・・・・
それは 今日までだ
あなたは この場所に
生き延びてきたんだ
幸運な犬の仲間入りをしたんだよ
近づくだけで 異臭がし
本当の姿がわからない
ただれた皮膚は
どうにか治療法があるはず
よくなる よくなる がんばろう
巻き付くほど 放置された
爪を 切ろうとしても
無抵抗で 私に体を預けてくる
あなたは ほんとうに
穏やかで 素敵な子だね
肉球の傷を刺激しないように
丁寧に ちょっぴりずつ 切っていこうね
グッガール
保健所の犬たちは
みんな わかっている
人間の愚かさも 人間の無責任も
この子たちを 救い出せなくて
もう どうにもならない
今の 八代保健所
熊本県の 動物愛護の現実を・・・・
神様は
どこにいますか?
ちゃんと この子たちを見ていますか?
どうしたら 保護犬の譲渡会の意味を
命のバトンの価値を
知ってもらうことができますか
思わず・・・心が折れる
苦しい時
救ってくれるのは・・・
やっぱり 保護犬たち
あの・・・ボクの爪は大丈夫です?
BY 自己申告ホワイト
ボクは ここで
お散歩をちゃんとしてもらうから
こんなにきれいになったんだよ
BY自慢してるホワイト
がんばるしかない・・・
そう笑って 明るく行こうぜ
責めて 批難して
その人が その行動が変わるなら
とっくに 世界は変わってる
正しさに気付く人を
どんどん 増やそう 声をあげよう
がんばるしかない
土曜日の譲渡会は
朝 8時30分から開始です
譲渡会開催時以外にも
平日の 業務時間内であれば
いつでも どなたでも
犬舎の見学 譲渡希望を
八代保健所は 受け付けています
0965-33-3198
八代保健所