『脱力』『リラックス』とは言わないで | ヴァイオリンへの身体作り

『脱力』『リラックス』とは言わないで

『Aを教えたかったらBと言え』

という言葉がありますね。
          
楽器を弾くとき、『あ、あたし、力んでいる』と自覚するときがありますね?  一生懸命『力を抜こう』と思っても、なかなかうまくいかないでしょう?それもそのはず。人間は、そんなに多くのポイントを意識できないのです。 矛盾しているようですが、『いかに脱力するか』ではなく『いかに力を入れるか』を考えるようにしてごらんなさい。動きの意識のポイントを絞るのです。
安心してください。人間は繰り返していれば、いかに効率よくその動きを行えるか 学習するようにできています(笑) 

動きの大切なポイントさえ押さえていれば、知らないうちに脱力して弾けるようになっています。

大切なのは『動きのポイント』を整理すること。
自分に『脱力せよ』と命令することではありません。