東洋大学陸上部・長距離監督の酒井俊幸
さんの新著『怯まず前へ』を読了。
32歳の若さで監督に就任され、以来10年
連続で箱根駅伝3位以内を継続中。
若くしていきなり結果を出し、かつ継続して
いけるというのはとてつもない偉業。
本書の中で最も心に残った一文。
『学生には競技を通じた心身成長を望んで
います。箱根駅伝で勝つことは目標ですが、
人生の過程で考えれば、さほど大きなこと
ではありません。チームも個人も、めざすこと
で一歩ずつ成熟していくのだと思います。』
誰よりも箱根駅伝で結果を残してきた監督
が、箱根駅伝はさほど大きなことではないと
おっしゃるのが素晴らしい。あくまでも成長
することが大切であるとおっしゃっています。
来たる2020年の箱根駅伝でも東洋大学の
走りには注目です。
ところでこの3ヵ月、忙しすぎてまったく読め
ていない雑誌や書籍が溜まりに溜まっていま
す。移動もほとんど車の運転のため、移動中
に読むということも出来ず・・・。