遅い夏休みでバリ島へ。人生初の南半球。時差が1時間しかないので体感的に非常にラク。
滞在中は本を読みまくった。撮影や稽古がない時期にしか本を読む気分にならないので、貴重な時間である。夫は早朝からサーフィンなので、私はとにかく本を読んでいた。そして午後はプールサイドに移動して、引き続き読書。普段紫外線には気をつけているものの、今回は少し気が緩んでしまい、読書の合間にラッシュガードなしで泳いだりもした。周囲は、おばあちゃんであろうが、子連れのママであろうが、素敵なビキニ姿で最高。私も大好きなsisandiの水着で過ごした。自分の身体が好きになれる水着。ここのブラジリアンは、お尻がまあるく、ぷりんと上がって見えるし、ハイレグのカットが深くて脚が長く見えて素晴らしい。周りもブラジリアンタイプのボトム率が高かった。そして小麦色の可愛い女性たちを眺めていると、そこまで紫外線を憎むこともないのでは…と思ったりする瞬間もあるのだが、心を鬼にして日焼け止めを塗り直し、日陰の下を歩き、ビタミンCを摂取しまくった。でも日傘はささなかったし、プールサイドでも修行僧スタイルを手放した結果、かなり焼けてしまった。(夫が真っ黒なので、隣にいると自分が白いような錯覚を起こしてしまう、危険)
旅の前半に泊まったホテルも最高だったが、後半宿泊したホテルが、何から何まで素晴らしかった。好みもあるだろうけど、全ての設えが可愛くて、うっとり。全てが贅沢なのに下品さは皆無。何より、働くスタッフさんたちのホスピタリティがあたたかくて完璧だった。笑顔の素晴らしさよ。
しかし、リラックスした時間だったなぁ。自律神経がととのうと、夜もよく眠れる。日中、ホテルのジムで軽く運動したのも良かったかもしれない。21時過ぎには眠くなって、朝は6時過ぎには目が覚める理想のサイクル。そして大人だけの旅となると、昼間からプールサイドでビールを飲みながら、のんびり読書ができる幸せ。途中うとうと眠ったり、また起きて本を読んでの繰り返し。何もしない贅沢よ。長めの滞在だったので、少し観光もしたり、MW用に新しいカゴバッグのサンプルを何点かお願いしたり、シルバージュエリーの工場を見学したり、ちょっと仕事もした。 ちなみに、この旅の間に読んだ本は、「くもをさがす」西加奈子、「黄色い家」川上未映子、「白いしるし」西加奈子、「BUTTER」柚木麻子。あとは夫が読んでいた本を拝借したり。そんな夏休みでした。
ドラマ「湯遊ワンダーランド」も最終回を迎えて、私の夏は完全に終了。いやぁ、とんでもない夏だった。もう少し様々な部分で余裕があれば、こんなトライもできたなぁ…とか、無念に思うところもあるけれど、自分の精神力も含めて、あれが限界だったんだな。学び多き時間でした。きつこは私の愛おしいひと。出会えて良かった。つい先日、まんきつ先生にお会いする機会があったのだが、今となっては他人とは思えない、不思議な気持ち。私は、まんきつ先生のことが大好きだな。ご視聴くださったみなさま、このドラマに思いを寄せてくださったみなさま、本当にありがとうございました。