私風邪ひいたみたいで🤧
鼻水ダラダラ、喉痛くて、微熱、目が重い。
でもこんな症状久しぶりだなぁ。。。

やっぱりヨガやり出して、健康になった気がするなぁ。。。身も心も✨


ではぼちぼちですが、その2頑張ります‼︎


ここからは、中々日常生活では目にしない事について。
残虐な事件の事も書くかもしれません。
辛い方は、ここまででお願いしますショボーン



皆さんは、"闇のこどもたち "という映画をご存知でしょうか?

10年程前に、江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、ら出演した映画「闇の子供たち」(ヤン・ソギル氏著)の舞台となったのが、タイである。


もっきぃの映画館でみようより⬇︎
貧困に喘ぐタイの山岳地帯で育ったセンラーは、生ける屍と化していた。
実父に八歳で売春宿へ売り渡され、世界の富裕層の性的玩具となり、
涙すら涸れていた…。アジアの最底辺で今、何が起こっているのか。
幼児売春。臓器売買。モラルや憐憫を破壊する冷徹な資本主義の現実と
人間の飽くなき欲望の恐怖を描く衝撃作。(AMAZONの説明から要約)
すみません💦要約お借りしました


私はこの作品を見たことがないし、日本で学校の校長先生が、海外で児童売買春していたというニュースを見ても、この校長に嫌悪感を抱くだけで、犠牲になった子供たちに想いを馳せることは、正直なかった。

多分、犠牲になったのが日本人の子供ではないからか、、、明らかに加害者への嫌悪感の方が勝っていた。


でも、この舞台であるタイに三年住んで見えてきたもの。
それは、私の想像を遥かに超える、驚きとショックな現実だった。


山岳民族の事


ヨガのあゆみ先生は、jasmineというオリジナルのブランドを立ち上げ、販売もしている。


先生のモン族の刺繍などタイの文化、タイのヘンプ、タイ人のスタッフなど、jasmineを通して、タイの為に何かできないかという想いを、私は強く感じている。

先生は以前、バックパッカー時代?に、チェンマイへ行かれ、家族を大切に思う気持ちのこもったモン族刺繍に出会われたようだが、その後も先生は年に数回、モン族の村、アカ族の村へ行き、そこに寝泊まりして、山岳民族の実情を身をもってご存知である。

私も村へ行かれるという時は、衣料品などを持って行って頂いた事がある。

そんな時、うちのおそ松さんが、私も山岳民族の子供たちの為に何かやりたい!と言い出した。

私もこの子の気づきと成長の為に、手伝いたいと思った。文具などを集めたいと小学校へ掛け合ったりしたが、色々事情があり断られたりもした。
結局、カズノコさんが山岳民族の村に行く事は危ないから!と反対し、行く事も叶わなかったが、この時の出来事が、私が山岳民族を知るキッカケとなった。


調べてみると、独自の文化と生活習慣を持ち、自然と共生し、民族の誇りを持って、多くを求める事なく生きてきた山岳民族が、周りの環境変化に翻弄され、ある時は迫害され、ある時は傭兵とされ、ある時は虐殺され…ココでは語りきれない、悲劇の歴史があり、今尚この問題は続いている事を知った。


余りにも深くて、重く、私が語るには大きすぎる問題なので、ココでは私の知った、タイにおける山岳民族の三つの事実について、話そうと思います。


一つ目の現実〜国籍がない〜

私が知った一つ目の現実は、山岳民族民族の四分の一が、国籍を持たないと言う事です。

そんな事も知らなかったの⁉︎って思われるかもしれませんが、私は知りませんでした。
恥ずかしながら日本でヌクヌク育った事、丸出しな私です。

タイ政府は1974年に、当時山岳地帯に潜んでいた共産主者達と、山岳民族とが結びつくのを恐れ、またアヘンとケシの栽培の撲滅、森林保護の為の焼き畑農業禁止の為、山岳民族に国籍を与へて、低地への定住を進める政策を取ります。

でも、
・国籍取得の条件を満たせない事
・自分達の住む地域からはるか離れた所で、申請する必要がある事
・費用がかかる事
・タイ政府の作業の遅れ
・国籍を取得できる事を知らない

などなど、色んな理由で山岳民族の国籍取得はスムーズには進んでいない。


二つ目の現実〜自由がない〜

タイの山岳民族は、チェンマイ県、チェンライ県に多く住んでいますが、国籍がないという事は

①自由がない(県の外への出入りはできない。)
②土地を所有できない
③医療を受けられない
④教育を受けられない

今まで多くを求めず、自然と共に生活してきた彼らにも、現代の我々の生活の波が押し寄せているという現実。
電気も、テレビも、車も何も持たない彼らが、望んでいた訳ではないのに、政策によって貨幣経済の中へポイっと放り込まれてしまった、そう感じる。

山岳民族の人達にとって、何が幸せなのか。それは、今まで通りの生活を、誰に脅かされる事なく続けて行く事なのではないかと思ったりもする。。分からないけれど。。。

にしても人種、文化、言葉、習慣、宗教の違いというものは、世界各地でなぜこうも亀裂や問題を生じさせるのだろう。


三つ目の現実〜子供達の行く末〜

山岳民族の村には、世界のNGO団体などが、山岳民族の様々な問題解決に協力しようと、色々な支援やプロジェクトを行っているが、そのうちの一つの施設に実際に行かれたあゆみ先生の話で知った事実。

男の子には将来仏門に入る道がある。
=残されている。なんとか生きていける。
でも、女の子にはないと言う現実。
コレも又、売春や人身売買へと繋がっている。


1984年にプーケットの火事の焼け跡から、鎖に繋がれた何人かの少女の遺体が発見され、それがタイ北部出身の少女と判明した事件から、タイ政府は人身売買の撲滅を図ろうとしている。その甲斐あってか、農村部の少女が連れて行かれるケースは減って来ているようだが、国籍も持たない、脆弱な山岳民族の少女は、狙われやすく、まだ後を絶たない。

事実、児童、少女、女性だけでなく、少年を買う市場もタイにはある。
これも先生から聞いた話だが、多分おそ松さんと歳も変わらないくらいではないだろうか。10代前半の少年がパンツ1枚で店の前に立ち、客引きをしていると言う事実。

ショックで言葉もなかった。
産まれた環境が違うと言う事は、なんと酷い事なのかと思った。

神様、何でこんな世の中なの?
いるなら、早くどうにかして!
戦争、犯罪のない世界。
それは夢でしかないのかな。。。
苦しい感情が心を締め付ける。


調べていくとやはり男性を買う市場もある。労働力だけでなく、物乞いをさせると言う。手足を切られ物乞いをさせられている男の人は、もしかすると…コレかもしれない。


そして先生の話によると、こういった少女の中には外国人に気に入られて、家を建ててもらったり、外国で暮らしたりする人もいるようで。。。
村では、それは羨望の眼差しを受けるに違いなく、娘にそんな期待をする親も少なくはないと思う。


アリヤさんの話から思う事

私は、娘が山岳民族の子供たちに何かしたい!と思ったのをキッカケに、チェンライで夢の家を運営している、アリヤさんと電話で話す機会があった。
夢の家はアカ族の子供達が教育を受けられる様にと、アリヤさん自身も自分の私財や収入もつぎ込んで作った子供寮である。

アリヤさんとの会話で深く心に残っているのは、

「まずは、ココへ来て下さい。そこで子供達と交流して下さい。そして、手紙でも又来てくれるでも良い。その交流が続く事が、私の願いです」

という言葉だ。
私は支援というと、物資や寄付金と考えしまっていた。
確かに、アリヤさんの収入だけで寮の運営が賄える訳がなく、お金の支援はとても重要だ。

でも、未来、この状況を明るく変えていけるパワーやエネルギーの様なものがあるとすれば、アカ族の子供と、同世代の外国人の子供(もちろん日本人も含む)との繋がりや、交流を続けていく事でお互いの中に生まれる、

信頼、愛情、絆

そんなものから生み出されるパワーなのかもしれない。
と私は感じた。

そんな時、ウチのおそ松さんが私に言った

「ママ、私、もう少し大きくなったら、絶対にタイに来る!そしてアカ族に会いに行くね‼︎」


アリヤさんがどんな人か、実際に話してみて、信頼できるのではないか。。。
あゆみ先生も実際行かれている。。。

どんなにお願いしても、アカ族に会いに行く事を許してくれなかったカズノコさん。。
かといって、じゃあ自分がついて行ってやると言う父親ではない。

お金だけ渡したって、何にもならないの!
偽善は大嫌いだ!
飛行機代も絶対出さないからな!

悲しいけれど、カズノコさんはそういう人。
私も話をしたくないくらいの所がある。
カズノコさんにそう言われたおそ松さんの心は、ズタズタだったに違いない。


でも、おそ松さんの心の根っこには、又タイへ戻って来る気持ちが根付いていて、それが大きく成長していく事を願っている!


未来を担う、一人の若者として

カズノコさんに負けるな!
頑張れ!おそ松さん‼︎

未来もきっと、この問題は
解決はできないかもしれない。
でも、それに目をそらさず立ち向かう
おそ松さんの姿を
いつか見てみたいよ。


…と自分の気持ちを書いた所で、vol2もそろそろ…

まだまだ新潟の女の子の事件まで辿りつかないのが申し訳ないのですが、次は日本人とタイといった観点で書きたいと思ってます。

ごめんなさい。
この続きは又そのうち。。。
6月6日以降かな。。。


6月6日に何があるかは、知る人ぞ知る⁉︎(笑)

書き終えたら、熱上がって来たかも〜〜⁉︎

写真拝借しました口笛

今朝は雨が降ったけれど、虹が🌈出たそうです✨
こんな小さな幸せに気づける自分になりたいと、そう思います。
今日も小さな幸せを教えてくれたあゆみ先生に感謝して

ありがとう❣️