7月まで静かだった私が入院している病院の4人部屋の病室が完全に老人ホームになってしまった。

超高齢の男性で若い女性看護師さん相手に我儘で無意識過剰で声も態度もデカくて夜中じゅう涙声で大騒ぎして何を言ってるのか分からないが、男性スタッフが来ると会社員みたいな態度になるお爺さんが多過ぎ。

「娘に嫌われてる。うちに帰りたくない」と泣いていて、娘さんが見舞いの品を持ってきても面会拒否。気の毒な気もするけど、高齢化によるものなら仕方がないのかな。



今入院中の四人部屋に次々と超高齢の男性が入れ替わり立ち替わり入院してくるのだが皆さん大騒ぎしていて、今朝も大声で無茶苦茶なことを言っている人がいた。ずっと「チキショー!チキショー!」と独り言を大声で呟いている。私もこの歳になるとこうなるのかと一瞬思ったけど、そうはならないだろう。何故なら私は普段から「チキショー」という習慣がないから。歳をとったからといって、そういう言葉がわざわざ私の口をついて出てくるとは思えない。 

そう考えてみると問題は若い頃にどう過ごしたかなのだろう。イキがって悪態ばかりついてる人は老後に認知症などで堪え性がなくなると若い頃の口癖が止まらなくなるのではないか。

老後に惨めな思いをしたくなければ日頃から悪態などつかないことだ。家族は介護疲れし、看護師さんの負担になるだけだ。



明日退院ということで各方面でバタバタしています。とりあえず朝っぱらに院内のローソンから洗濯物を一箱分詰めて自宅宛に送ってもらうように手配しました。その他も大体カタがついたのでとりあえず帰れそうです。ひとまずは帰りたい。


ただ去年からうちのエアコンが除水の水が垂れてきて怪しいんですよね。買い換えないとな。もう20年以上そのままだし。コロナのせいで病院から外出できていないので状況が掴めてないのですが、屋外はものすごい猛暑らしいですね。天気予報のアプリによれば、夜中も気温が下がらないみたいで。😅


明日の退院のために病室を片付けたら、かなりスッキリしました。病室のベッドで横になっていると、カーテン越しに、暑さはないまま夏の日差しが柔らかく入ってくる。

ああこういう午後の日差しは久しぶりだなあ。

今回の入院では転倒防止のための契約があってつい最近まで自由に歩けなかったからね。



今回の入院で病気関係以外で一番変わったのは書籍の購入。

今までは紙の書籍を買ってたのですが、自宅が本でいっぱいになって困ってたんですよね。10年前はご丁寧に自炊とかしてたんですが、まるで追いつかず。結局それっきりでした。😅


その後電子書籍が発達、淘汰されて、ずいぶん環境が良くなっているのがわかったので、今さらながら切り替えを決めました。

とりあえずKindleを利用していますが、特に不満はないですね。数学書も韓国料理の本も漫画も慣れると読みやすいし検索もできる。


よくKindle Unlimitedみたいな読み放題サービスは読みたい本がないという人がいるけれども、聖書や哲学書のような古典は探せば色々読めるのでその手の物を読む人は安上がりなんじゃないかな。

私もカリール・ジブランの『預言者』なんて昔同じ物を自費で買ったのだけど。


Amazon.co.jp: 預言者 eBook : カリール ジブラン佐久間 : Kindle Store



若い頃色々なことに興味を持ちあれこれ首を突っ込んだ。ほとんどがただの耳学問で、これでは大きな仕事が出来ず歳をとって後悔するだろうと思っていた。

しかし今50歳になり2ヶ月近く入院してスマホしかないのに全然退屈しない。あれこれ検索すると色々なジャンルの面白いものが出てきて退屈しない。


桔梗の花読者の皆さんへのオススメ商品です。😊