広告代理店の電通が世界中の広告代理店を買収していたり、
広告代理店の博報堂がデザインファームのIDEOに出資したり、
総合コンサルのアクセンチュアがデジタルマーケティングのIMJを買収したり、
などなど買収合戦が激化している今日この頃。

それぞれの業界の大手さんの動きについてまとめたのが以下です。



それぞれの業界を知ってるわけではないので、いろいろ間違ってる気もするので参考程度に。
驚いたことに、戦略コンサルのマッキンゼーまで社内にデジタルエージェンシーを持っているそう…

でも結局これって何目指してるのかなって思った時ににわかながら思ったのが、
「お客さんが困った時になんでも答えられて、実行まで移してあげる」
ってことなのではないかと。
あと、それぞれの機能を持っているだけでは、限界がきているのではないかと。

わかりやすい例であれば、システム開発屋さん。
新しくシステムを開発しようにも会社の戦略によって異なるわけで、その戦略立案に困っていたらそのコンサルティングも含めてやってあげるとか。
新しくシステムを開発したものの、組織体制があっていなかったら、その組織体制のコンサルティングをしてあげるとか。
んまぁそもそも、システム単体で売っても儲からないっていうのはあるかもしれません。

他にも戦略コンサル。
今後の戦略で新規事業が必要になったという場合であれば、その新規事業を生むにはデザインファームの機能が必要なのかもしれません。

他にも広告代理店。
マーケティングって新たなものを生み出さなければいけないのだけど、その限界に達しているのでデザインファームにいる尖った人材の獲得するために買収して、新たなものを生み出し続けられるのかもしれません。

多分、機能としてはそれぞれ残り続けるのかもしれないけど、一つの会社が全ての機能がやる時代が来るのは、遠くなさそうです。
(ちなみに表には書いてませんが、どの業界でも共通して買収している業界は、ビッグデータアナリティクスの会社です。)