男に女は、かなわない

残念ながら
いつの時も完敗だった

それは
ただ一点
愛の深さにおいて

男は、
自分を捨てても
君が幸せならば
と本気で思える
優しさがある

まるで
タイタニックのディカプリオのように

男という生き物は、
どうしてあんなに優しくて
どうしてあんなにカッコつけで
どうしてあんなにやせ我慢ができるんだろう

女なら
男の愛の意味を知った時
ただ涙がこぼれるだろう

ただ
ひれ伏してしまうしかないだろう

そして
それは、同時に
自分の生命力の強さを見てしまう

渦を巻くほどに
強欲なまでのこの生きる力を

女とは
かくも欲の塊なことか

それが女だ

自分で自分が恐ろしいほどに

女なら
恐ろしいまでに
素直に
自分の欲しいものを見極めれろ
取りにいけ