就活とは就職活動、
転活とは転職活動、
婚活とは結婚活動、のことである。

一昔前は、就職や結婚というものは意識的に活動しなくても成就していたようだ。

就職は、企業の新規学卒者の大量一括採用があったため、最近のように就職活動の早期化と長期化に若者が悩まされることは少なかったと思われる。

結婚の方も、お見合い結婚がメインであったことや、家族を養っていく収入も、就職が解決の一因を成していたように思われる。
また、未婚や離婚というと、一部ではあるが社会的地位の獲得の妨げになっていた部分もあり、昔は生涯未婚率も離婚件数も少なかったように思われる。

勿論、就職先が一流企業であっても、昔から未婚の人や離婚をする人はいたので、就職と結婚に相関関係があることを導き出すのは論理の飛躍と言ってもいい。

しかし、就職、転職、結婚の問題は、まずは社会への第一歩である「就職」の問題が片付けば、よい連鎖反応を生み、徐々に解決していくのではないだろうか。