今一番、検閲が厳しいSNSの一つにFacebookも含まれるとは思いますが、そのFacebookは最近の業績が激しく悪化し、結果、マーク・ザッカーバーグはMeta社(Facebookやインスタグラムの親会社)から、11,000人を解雇したというニュースがありました。

 

 

(出典:テレグラム

 

 

マーク・ザッカーバーグは、「私が過ちを犯した」とスタッフに告げ、1万1000人のMeta社員を解雇した。

世界中の全社員87,000人のうち解雇された13%の社員はMetaのシステムからロックアウトされたが、「みんながお別れを言えるように」メールアカウントへのアクセスだけは許可されたという。

同社の株価は今年の始めから72%も下落していた。
 
メタ社の株価は、広告収入の低迷やユーザー数の減少にもかかわらず、ザッカーバーグが問題のメタバース・プロジェクトに数十億ドルを注ぎ込んだため、今年に入って70%以上急落している。大量解雇が発表された後、Metaの株価はプレ市場取引で5%上昇した。 (出典:NT ポスト

 

 

 

 

Facebook 社の四半期純利益の値がこちら。ロックダウンが始まった頃にはさすがに利用も増えていったのか利益はピークを迎えていますが、その後急落していることがわかります。

 

(出典:リンク

 

 

 

コロナで異常なレベルの検閲が始まってから、私がフォローしていた情報源の多くがFacebookを離れていました。検閲されていない、生の情報を求めてテレグラムに来てから色々と探してみると、ほとんどの人(グループ)はテレグラムに引っ越していたんですよね。

 

 

(「フェイスブック、というよりはファシストブック」)

 

 

情報の削除やそれに伴うアカウント利用停止や検閲、アルゴリズム操作で一部の投稿が表示されにくくなるなど、一部の人にとってはとても不愉快で、不自由な場所になっているので、当然のことかと。

 

それでも、Facebookでは長年お世話になっている情報通な方たちとのんびり、世間話のように話し合ったり、情報交換ができるのでなんとか使ってはいますけど・・・

 

(ファシストブック)

 

 

★心底どうでもいいところでFacebookにいちゃもんをつけられた件

 

つい先日、ちょっと古いけどおもしろい動画を見つけたのでFacebookにシェアしました。

 

 

 

 

 

#カナダ#トルドー の気まずい関係🤣🤣
 
トルドーが自分の席に座りますが、お隣は #中国 の習主席。気がついてないわけじゃないとは思いますが、さりげなくスルー。その流れで反対側に座っているボルソナーロ元 #ブラジル 大統領を見かけ、話しかけようとアプローチしますが・・・?!
 
☛国民からかなり嫌われているだけじゃなく、こんなどこかの誰かの使いっ走りの操り人形は、話のわかる政治家からも嫌われている様子www
こういった各国の代表が集まる国際舞台では、公式の発言は色々と「大人の事情」があるものですけど、その分、こういったオフレコな場面での各代表の人間関係観察からは、新聞には書かれることのめったにない「本音」が見えるのでおもしろいですね😁

 

 

投稿直後にFacebookから「投稿した情報はファクトチェックにひっかかりました。今後も同じような投稿が続く場合はアカウント停止などの措置が行われる場合があります」というよくある警告が出されました。

 

こんなシンプルな動画のどこが「ファクト(事実)」でないのか、まったく理解できなかったので、Facebookが引用したファクトチェックの記事を確認したところ、この動画の長いバージョンのツイッターがついていました。👇

 

 

ツイート「注:このビデオは、大阪でのG20サミットでブラジルのジャイル・ボルソナロ氏がジャスティン・トルドー首相と握手している場面まで撮影されたものです」

 

 

 

 

あの気まずい場面の後、どうなったのか気になったので動画を確認しましたけど・・・

 

ボルソナーロ氏にすげなくされた後、トルドーが未練がましく同氏をもう一度つんつんして催促したところ、ボルソナーロ氏がふり返って握手をし、一瞬ですぐに背を向けている様子が映されています。

ファクトチェックはどうも「いやいや、ボルソナーロ氏はその後ふり返って一瞬だけトルドーと握手してるから!!」と涙目に説明したかったみたいですけど・・・

「ほんま、どうでもええところにこだわってるな!( ゚Д゚) ほんま、どうでもいいわ。。。」としか・・・ 何より、握手はしたもののすぐに背を向けられているあたり、余計トルドーが哀れにしか見えませんでしたし・・・もういい加減かわいそうになってきたから、むしろそっと放っておいてあげた方が親切だったような気もします。

 

 

★Facebookの動きをリアルな生活で例えると

 

ここ数年、特にFacebookからはブログもアカウントも「嫌われて」いるのはわかっていましたし、だから私も利用する時間も減っていました。昔は情報収集用のプラットフォームとして使っていたのに、今ではそういった目的では前ほどに機能していませんし。それでもたまにおもしろい情報はありますけど、昔のように盛り上がるページも少なくなっています。

 

 

 

その上で、先日の経験はねえ・・・

リアルな生活で例えたら、知り合いが多いからとよく行っているカフェやバー、クラブに行って、友達に会ったから「おもろい動画あってん~!」と見せようとしていると、後ろから知らない人が割り込んで来て、「その動画、間違ってんで~。その動画な、その続きがあってな、・・・」と延々と説教されるようなものですよ。

 

しかも、「またそういうおかしな動画を人に見せようとしたら、もう店に出入り禁止にするで!」「あんたは変な情報をシェアするから、店の隅っこにおってな(アルゴリズムの操作)」とか言われるんですよ?

 

そんなところで、自由気ままに話したりできないですよ。そりゃ人も離れて当然かと。

 

 

「Facebookで投稿できるのは、『政府のお墨付き』の情報だけです」

 

 

 

★一方的に正誤を決めつけられるのは嫌がられる

 

英語で、一般的に嫌がられる人の性格を指す言葉に「Judgemental(ジャッジメンタル)」という言葉があります。一言でぴったりくる日本語はないのですが、 「judge」 は動詞としては「判断する」、名詞では「裁判官、審判、審査員」 という意味があります。

 

ジャッジメンタル、というのは次のような意味合いです。

  • すぐに決めつけて批判すること
  • よく知らずに自分の価値基準だけですぐに批判すること

 

こういった人はどこにでもいますけど、Facebookで「Facebook(つまり西側の支配者層)が認めない」政治系の情報を投稿した際に、Facebookがその情報を頼んでいもいないのにジャッジしてくれています。これこそまさにジャッジメンタルと言えるんじゃないでしょうか。

 

友達や家族がたまにそうなっていたりするのはよくあることですし、お互い様かなと思いますけど、知らない人に、聞いてもいないのに勝手に「あれはあっているけど、これは間違っている」とジャッジ(判断)されるのは、もう本当に大きなお世話としか言いようがありません。情報の正誤なんて、読み手や書き手がそれぞれ判断すればいいことなんじゃないでしょうか?

 

 

 

★ファクトチェックはファクト(事実)よりもナラティブ(話の方向性)を審査することばかり

 

たまにコメントなどで「でも、ファクトチェックはこう言っていました」とファクトチェックのリンクを送られたことがありました。

 

もちろん、ファクトチェックのいうことは絶対的に正しい真理で、間違いをただしてあげようという親切心からのコメントだとは思いますよ?

 

でもそういう人に限って、ファクトチェックのこの記事の内容を最後まで読んでいるのかな?タイトルだけしか読んでなくない?としか思えない場合が多いように感じました。タイトルしか読まないで判断する人も多いので、タイトルと内容があまり合致していない場合でも見逃されている場合もありますし?

 

そもそもファクトチェックをじっくり読みこんでも、一部のファクトチェック(事実の確認)というよりは、どこかの誰かの権威筋が「それはちゃうから」と証拠もなしで発言しただけである内容も多いですし。(コロナで多かったパターン)

 

 

そもそもファクトチェッカー自身が「事実」と「真実」の違いも理解していない??

 

「事実(じじつ)」の意味は、誰から見ても変わらない、実際に起きた出来事です。(客観的に観察可能)

「真実(しんじつ)」の意味は、事実に対して人それぞれの考えや解釈です。「事実」は客観的な事柄であるのに対して、「真実」は主観的な事柄であるという違いがあります。  

(出典:リンク

 

この二つの言葉の違いを理解していれば、「ファクトチェック」のほとんどがおかしい、ということはおわかりになるでしょう。

 

 

 

★その他SNS色々について

 

ツイッターはイーロンマスク氏の買収によって、この点で徹底的にテコ入れをしていて、敗者復活(永久アカバンの解除)も行われ、こちらはかなり盛り上がってます。検閲ももちろんありますが、Facebookよりは断然マシな感じがします。

 

私は検閲がなく、情報豊富なテレグラムがやたら居心地がよくなってきています。でももっとユーザーフレンドリーにできるとは思いますが。

 

YouTubeも動画数やユーザーが圧倒的に多く、ブログに埋め込んだり、字幕をつける機能など使い勝手もいいんですけど、こちらも検閲が激しくなり、OdyseeRumbleなど他の動画サイトにかなりユーザーが流れているようです。(陰謀論系の人)

 

アメーバさんは、長年使っていて素敵なブログ友さんもたくさんでき、操作もやりやすいですし、楽しい機能がたくさんあるので好きなんですけど・・・たまに記事を警告もなしで削除されるのだけはねえ・・・

 

Facebookは必死で生き残ろうとはしているようですが、ユーザーの利用体験の快適さを無視し続けていると、どれだけ解雇したところで、離れたユーザーは帰ってこないかもしれませんよ?