メディカル陶芸商標登録完了 | 井山和美オフィシャルブログ

井山和美オフィシャルブログ

女流陶芸家
一般社団法人インターナショナルエキスパート総合協会代表理事
陶芸家としての活動
及び各種資格取得講座の模様を紹介しています

 メディカル陶芸®︎




▶︎メディカル陶芸®︎本格始動


メディカル陶芸を始めて7年目

新型コロナウィルスでストップしていた期間を経て

本格始動するために商標登録しました


普通の陶芸とどう違うの?とよくご質問頂きます


例えば夏休みに大人気のキッズ陶芸は工作宿題のため作品を【完成】させることが目的です


メディカル陶芸は【過程】に重きを置きます


⇒誰にナニを作るのか

⇒どうやったらそれが作れるのか

⇒思い通りにならないとき違う方法を考える

⇒各工程で様々に指先を動かす

⇒目的に向かって工夫する

⇒根気強く最後まで諦めない


メディカル陶芸を始めるきっかけになったのは

脳梗塞を患い片麻痺になった生徒さんとの出会いでした


動かない・握れないなど

出来ないことに目を向けるのではなく

出来ることに目を向けるよう指導させて頂く中で

その方がおっしゃった

『陶芸は最高に楽しいリハビリです』という言葉でした


作業中は困難なことも不便なこともあります

でも工夫し試行錯誤することが心身のリハビリになり、その積み重ねが脳に記憶され刺激となります


闘病を支えて下さった奥様へ感謝の湯呑み制作がその方の自信や未来への希望に繋がり

奥様の喜んだ笑顔がまたその方の励みにもなったようです


《陶芸には娯楽以上の可能性がある》と感じて

リハビリに生かせるノウハウを研究しメディカル陶芸をスタートさせました


『誰かの幸せを願い笑顔を想像する』

モノづくりの原点であるこの気持ちは心を豊かに…そして脳を育てます


いまの日本に、これからの日本にきっとお役に立てると信じ

陶芸と脳の神経伝達研究を一層深めながら官民一体となって着実に進めていきたいプロジェクトです


応援して頂けるとありがたいです