福井県では素晴らしい取り組みが。


17日、越前市にお母さん達とオーガニック学校給食のお願いに行ったのです。


山田賢一市長さんがにこやかに市の幹部と一緒に迎えて頂き、「今年から全ての小中学校で学校給食を有機の食材、お米から始めることにします」と。





お母さん達も大喜び、私も嬉しくなりました。


さらにJA越前たけふでも、土本俊三組合長が専務、常務理事と一緒にお出迎えて頂いて、今年から有機栽培コシヒカリ(認証予定)30ヘクタール作付け、あきさかりを100ヘクタール無化学肥料、農薬8割減で栽培すると。






前日の『食の安全を守る人々』の自主上映会に、かねてからの知り合いのJA越前たけふの冨田隆前組合長も見えました。

当時からの地道な準備あってのことでしょうが、凄いことです。


さらに、 地元に110年前創業のマルカワ味噌株式会社に有機栽培の大豆を納めている有機栽培農業者の黒田さん、畠中さんに案内して頂きました。 




同社相談役の河崎宏さんは味噌作りに天然酵母、原料にも有機栽培の大豆に徹底してこだわった方で、法律で「無添加」の表示ができなくなったので、表示の一部を変えたばかりのとのことでした。


私が心配していたことが既に起きていたのです。


早速私から、法律ではなく消費者庁の内部の単なる指針変更なので国会で問題になり、担当大臣も、本当に「無添加」であれば処罰できない旨答弁したところですと説明しました。


奥さんが「青天の霹靂だ」と驚いていました。


北陸には、このような真面目な業者が他にもいるとのことなので、私はもう一度お伺いすることにしました。


前日の上映会にホールを貸していただいした仁愛大学の野村教授も一緒に、その日主催したお母さん達と楽しい懇親会。






その場で在来種とF1の種子、ゲノム編集種子との栄養価の違いが検証できないかと相談したら、平田教授に関心を持っていただきました。


ついでに私は心配でならない敦賀原子力発電所、そして問題の「もんじゅ」も家屋だけでも見ることができました。