緊急企画!

劇団員インタビュー!


《舞原より(後編)》


劇団ZIG.ZAG.BITE では、3月26日(に新劇団員募集オーディション(同時開催:次回本公演出演者募集オーディション)を行います。


2015年9月、Z.Z.B旗揚げ前の第1回ワークショップオーディションに参加し、入団の運びとなった舞原。所属から1年弱、心境の変化は?そもそも、入団のきっかけは? 今回、直撃インタビュー!


※インタビュー前編は→ コチラ



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ー で、トーイさんから電話がかかってきたんですよ。その時に「俺らとしては、キミと一緒にやりたいと思ってるけど、どうかな」ってことを言われて。

ぶっちゃけ… あの、これ今更考えると自分何様だって感じなんですけど「キミと一緒にやりたい」って言葉があったから、入団を決めた感じですね。

足「嬉しいよね、今まで言われたことない言葉だもんね」

ー はい。だから、すぐ、入ります!」って返事しました(笑)

だから、もし、トーイさんから先に「キミはどう思ってる?(入団したい?)」っていう聞かれ方をしていたら… 「あ、自分にはまだちょっと早かったんだ」って気持ちになってたんじゃないかなって思います。今後またオーディションがあれば挑戦しよう、って。


足「でも、飛び込んでよかったね」


ー 本っ当にそう思います(笑)


足「じゃあ、トーイさんの話が出たところで、劇団員のことを聞いてみようかな。よりちゃんから見た、大福、テシマ、足立を」

ー えーっと、トーイさんは…怖い」っていうのは変わらないですね(笑)

私が、WET(※WET BLANKET = 大福、テシマの前所属団体)を観たことがないので、テッシーさんがトーイさんにそう何年も付いていくほどの「この人の魅力って何なんだろう」って、入ったばっかりの頃は思ってました。
でも、時間が経って… うーん、上手く言えないんですけど、やっぱりトーイさんは「ボス」だなというのはありますね。

たまに、どうした?!ってツッコミたくなる時もありますけど(笑)でも、私が「演劇やりたい!」っていう思いを汲んで入れていただいてるわけなので… 「ボス」です。ずっとそれは変わらないと思います。


足「じゃあ、テッシーさんは?」


ー 私、WSの時、最初まずテッシーさんを「すごい!」って思ったんですよ。読み合わせしてるのとか聞いてて「うわー!かっこいい!」ってなったんです。

だから「この人が付いていってるトーイさんは、もっとすごい人なんだ!」みたいに自然となって… 

だから最初の最初は、
トーイさん=「怖い」
テッシーさん=「すごい」

でしたね(笑)でも、テッシーさんはなんか分かんないところも多くて。見た目いかついのに優しいし、いろいろと気にかけてくださったから…


足「じゃあ、今は?」


ー 今は… あの、変な意味ではなく、純粋に、好きですね。


足「確かに、仲良いよね!」


ー はい(笑)仲良くさせていただいてて。人間、合う合わないってあると思うんですけど、テッシーさんは、私の中でかなり「合う」かただなって勝手ながら思ってます。だから、テッシーさんは、先輩として「すごい!」っていうのと、人間として「好き!」っていうのがあります。

トーイさんは、ボス感が強いし(笑)尊敬の気持ちのほうが大きいから、好きとか嫌いとかでは言えないんですけど。

テッシーさんは… あっ、尊敬してないわけではないですよ!何というか… 懐かせていただいてますね(笑)


足「じゃあ、足立は?目の前にいるのに申し訳ないけど(笑)」


ー いえ(笑)Z.Z.Bには女性の先輩っていなくて。同期もみんな同い年だったから、分かんないことはみんな分かんなくて。だからマミさんには、演劇以外のところでのマナーも教えていただいたりとか… 


足「あはは(笑)」


ー だから、本当、入ってくださってありがとうございますという感じですね。あとは… うん。華のあるかただなって思います。


足「やったー!ここ太字にしよう!」


ー はい(笑)


足「入る前と後では、やっぱり違うかな?」


ー 全然違いますね。マミさんは、入団される前もお手伝いしてくださったり… お世話になってましたけど、劇団員ではなかったので、話していいところといけないところとの線引きが正直難しくて。相談したくても、ちょっと言いにくいなってこともあったんです。
でも今はもう同じZ.Z.Bメンバーなので!男性陣には話せないことも気兼ねなく話せてます(笑)


足「そうだね♡」


ー ガールズトーク的なこともそうですし、自分の身体のこと… 体調のことも含めて何でも話せる方が身近にいてくださるのはすごく嬉しいです。


足「あら〜!入ってよかった(笑)じゃあ次に… 今まで活動してきて、きつかった!っていうのと、嬉しかった!っていうのを教えてください」


ー きつかったことは… もう、ありすぎ
ます(笑)でも「きつい、もう辞めたい」って思っても足は稽古場に向かうんですよね。私、きついことも「いや、もっとこうしたい、次はこうしよう!」って気持ちになるというか… どちらかというと「なにくそ根性」で生きてるみたいなところがあるので(笑)

足「よりちゃんは、そこの気持ちをすぐ変換できる人なんだね。じゃあ、一番!っていうのは絞りづらいかな」


ー はい。でも、稽古が始まったらちょいちょい… いや、毎日、やられてますね(笑)


足「毎日(笑)じゃあ逆に、嬉しかったことは?」


ー 一番嬉しかったのは… 『傷は浅いぞ』で名前のある役をもらえたことですね。(= 2016年9月  Z.Z.B RESPECT #1 『傷は浅いぞ』太刀花鞘花 役)

今まで、ちょいちょい出させてもらえてたんですけど、名前のある一人の人物の役っていうのはなくて……


「あっ」



大福「オス。」



ー トーイさん!おはようございます。


足「よりちゃんのインタビュー録ってます。会議始まるまで」


大「ああ。テシマはまだ?来るまでちょっと待つか」


足「よりちゃん、めっちゃいい話ししてくれてますよ」


大「うそつけ!俺の悪口言いよんやろ(笑)これ、記事が上がって一個でも悪口見つけたら、次の3月公演よりちゃんの役ねえから」


えええ?!(笑)


足「よりちゃん、今、役もらえて嬉しかったって話ししてたのにね」

ー …はい(笑)


足「よし、それじゃあ次に、今回の新劇団員募集オーディションで、どんな人に入ってきてほしいですか?」


ー あの… 実は正直、まだ「後輩」が入るっていうのが想像つかないんですよね。マミさんは後から入団されましたけど、年齢も上だし、経験積んで入って来られてるから先輩なわけで…


足「そっか。でも今回、募集の年齢を18歳〜にしてるから、18歳の男の子とか女の子が入ってくれるかも知れないよ。で「よりさん!ここ教えてください!」って」


ー ああ!いいですね!!


足「いいですね!って(笑)」

大「おい(笑)」


ー だから、誰でもウェルカムって感じです。年上のかたでも、私が学べることが増えるだろうし、年下も… もう、来てくれたらワーイ!って感じです(笑)


足「カワイイ子が入って来たら?」


ー それは、もう… そわーっとしますね…(笑)


大「いいんだよ、気にしなくて。「畑が違う」んだから。でも、入団当初より可愛くなったよね?」


本当ですか!やったー!


大「よりちゃんさ、男子に入って来てほしいとかはないの?」

ー そうですね… 「同い年(21歳)の男子」が周りにいないので、見てみたいというか、出会ってみたいって気持ちはあります!
あ、でも、次、演出助手で来てくださる馬場くんがタメかも? 意外といました、同い年(笑)


足「もう一個聞いていいかな?「2017年の抱負」… もう2月だけど(笑)」


ー え!何だろう…  私に出来ることを確立させたいなって思います。


大「そう?ちょっと見えてきてるんじゃない? 少なくとも「ヒロイン」じゃないってところは」


ー はい(笑)あと、自分の中でも「これがやりたい」っていうのが決めきれてないところもあるので、それも探りつつ……


大「大丈夫、見えてきてる。もう今後は「モブ」じゃないだろうね」


ー おお… よかったです。


足「私ね、よりちゃんが、お年玉キャンペーンの宣伝をしてくれた時、本当すごいなって思ったの。今後、こういう路線で行け!とまでは言わないけど、この子はこっち寄りにアピールしていったほうがいいんじゃないかって」

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大「あれ、うちのTwitterで一番RT(リツイート)されたよね(笑)」

足「あの時、アイコン画像にもしてたから「この帽子の子は何だ?!」ってなったと思うの。よりちゃんのことを知ってる人も、知らない人もね」

大「あれはよかったと思うんだよね。でも、ここで勘違いしちゃいけなくて… 自分が輝ける場所を見極める目は持ってなきゃいけない。ここで「私はこんなことやりたくない、ヒロインがいい」って固執しだすと… 多分失敗する。
言い方はアレだけど、人間、輝ける場所って限られてるから。
必ず一人一つはあるんだけど、自分が望んでる場所かどうかっていうのはまた別の話で。
今、周りの人が「よりちゃんいいね、おもしろいね」って言ってくださってる理由とか、今のよりちゃんの魅力って何なんだろうっていうのをたまに振り返りながら…
そこはポジティブに「私って今ここがウケてるんだ!」って捉えることも大事。慢心するんじゃなくてね。
例えば稽古中でも、演出の俺とか、周りの共演者がよりちゃんのやったことに笑ったとすると、何で笑ってもらえたんだろうって自分で見つめることが出来て… そして、これが魅力なんだって気付いて、そこを伸ばし始めたら、絶対また一皮二皮むけるよ。」


足「私もね、ちょっと怖いもん」


大「うん。足立を脅かす存在になってほしいし。まあ、足立には、そんな簡単に抜かれてしまっても困るけども。
「カワイイは作れる」けど演技とかそういう魅力って作れないからね。誰かが作り上げてくれるものじゃないから… あっ、ごめん。俺ばっかり喋っても仕方ねえか。

ー いえいえ(笑)でも… コンプレックスを活かせるのって、演劇とか、こういう表に出ることでしか出来ないと思うので。私、結構、自分の顔のことで悩んだりもするんですけど。でも、その自分の顔や身体、動きで、誰かを楽しませることが出来るのであれば、それは悩むことではないなって思ってます。


足「はい!と、いうことで、よりちゃんの今までとこれからも探ることが出来ました。今後が楽しみですね」


大「そうだね」


足「よりちゃん、ありがとうございました」

ー はい!ありがとうございました!


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いかがでしたでしょうか?


緊急企画!劇団員インタビュー!

《テシマケント(前編)は近日更新!


お楽しみに☆


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