" 青ピン "
 キャストインタビュー!
 part 2【前編】

 --- 早樋  寛貴 さん
(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)

 --- 西山  明宏 さん
(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)

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インタビュー企画、第2弾!

"ガラパ(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)
より、参戦していただくお2人に
たっぷりお話を伺いました!
内容盛りだくさんでお送りします!

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テシマ 「はい、今回は、主演の早樋くんと、メインキャラクターを演じてくださる西山くんにお話を伺っていきたいと思います!」

西山 「こんにちは〜!」

早樋 「よろしくお願いします!」

テシマ 「早速ですが!"青ピン"という作品の印象をお聞かせください! 

早樋 「はい。今まで、基本、ガラパでしかやってこなかったんですけど… やっぱり、ガラパとは全然違いますねガラパだったら、面と向かって会話してもいいし、立ち位置とか自然な感じっていうか、人との距離感もそうだけど…」

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テシマ 「自然と動いた先がもう立ち位置?」


早樋 「そう。」

西山 「"見せ方"ですよね〜」

早樋 「そうそう!見せ方!ここが普通でしょ!?ってところが、ガラパの普通とは違う。そこにまず驚きましたね。全然違うし、難しいなって…

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だからといって、今まで経験してきたことが使えないというわけでもないし…  ガラパでの事を活かしつつ、いかに、ここの中でやりきれるかっていうのを最近考えますね」


テシマ 「ほぉ〜…」


早樋 「どうしよう、初めてマジメな話を……(笑)」


西山 「マジメですねぇ!!!」


テシマ 「すごく真剣に話していただき、ありがとうございます(笑)


西山 「僕は、ZIG.ZAG.BITEには一度、短編の作品(※)に出たことがあるんですよね。でも、その時とは全然違いますよ!感覚。その時はもうちょっと… フワっとしたカッコよさっていうのを詰め込んだ感じだったと思うんですけど…」

※K-ZOK「カミツキ体質」参加作品『人斬四重奏』(2016年3月)


テシマ 「前は時代劇だったよね」

西山 「はい。それに、前回のは15分〜20分くらいの作品だったからかもしれないけど、今回はもう、本当にガッチリ!

さっき早樋さんが言ってた"見せ方"っていうところと、あと今日、トーイさん(大福到生)が言ってた決まった動きがついた中で演技をする"っていうところにすごく力を入れているんだなっていうのが感じられて、めっちゃ勉強になります。」

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テシマ 「稽古場で見る限りでは2人ともそんな苦戦している印象もないし、むしろすぐに対応してる感じですけど…」


早樋 「いや!全っっ然ですよ!!」

西山 「すっからかんです(笑)」

早樋 「これ、今、椎木さん(椎木樹人さん/万能グローブ ガラパゴスダイナモス 主宰)に見られたらマジ怒られますよ!」

西山 「そうですよ!『やめろ!』って言われてますよ!」

テシマ 「いやいや(笑)」

早樋 「だから、頑張らないかんなって…」

西山 「すぐ(椎木さんに)見抜かされるけんね。"空っぽ"でやったら。」

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早樋 「あっあと!今日の稽古でびっくりしたのが…

ガラパの作品だったら、基本、相手が喋ったら、喋ったことに対して"受けてから返す"っていう… 例えば『これをこうして!』って言われて 『あぁ〜はい!分かりました!』ってなるところの 『あぁ〜』が、ZIG.ZAG.BITE では許されない。すぐに 『はい!』って返さなきゃいけない。それが難しい!」

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テシマ 「なるほど…」

西山 「ですよね。『え?』とか 『あっ』とかそういうのがない。前もって消化しておくみたいな。ね?」

早樋 「そうそうそう!消化しとかないと出来ないことだから、また難しく感じて。」

西山 「スピードが10倍くらい速いっすね。」

テシマ 「10倍も!?」

早樋 「うん。めっちゃ速く感じますね」

テシマ 「うちでは、自然な会話のテンポというよりも、聞いてる音としてのテンポを意識してるので…」

西山 「そうか!音だ!!」

早樋 「それがまだ慣れてないっていうか、把握できてないから難しいんですよね… 」


テシマ 「では、2つ目の質問です。今回、キャスト、スタッフ陣含めて20名越えの大人数のチームですが、全体の雰囲気はどんな風に見えてますか?」

早樋 「そうっすね… みんな、トーイさんの、っていうか"司令塔"によって配置された人たちっていうか…」

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西山 「あぁ〜」

早樋 「福大(福岡大学演劇部)出身の人も多いし、トーイさんの言葉の1つ1つが組織にとっては神様の言葉のようなものだし」

西山 「トーイさんは、絶対的な存在ですよね。」

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早樋 「あとね、俺らからしたら、今回、ZIG.ZAG.BITEの人たちと… っていうよりは、今回、全員がZIG.ZAG.BITE。俺も含めて。全員が、トーイさんという司令塔の元で構成されてます、みたいな。」

テシマ 「統率されているような?」

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早樋 「はい。ただ……… あれ? 俺今何言おうとしてたんだっけ?ちょっとアッキー喋ってていいよ(笑)」


テシマ「(笑)」


西山 「はい(笑)なんか、統率されてるっていう雰囲気もありつつ、俺は自由にやらせてもらってるので…」

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早樋 「 思い出した!!


西山 「どうぞ(笑)」


早樋 「ただ、俺自身が、そういう空気自体、久々な感じがしていて… 現役大学生もいるから大学演劇部の勢いとか演技っていうのを身近に感じて、懐かしくて楽しい!それが言いたかった!!」


テシマ 「おぉ!役者さんから楽しいって言ってもらえるのは嬉しいね。」


西山 「俺は、役柄的にも、割と自由にやらせてもらってるので、統率されてる中にも遊びどころはしっかりあるなっていうのは感じますね。

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あと、全体的に皆さん、やる気が凄い。ミザンス(※)が付けられたところはちゃんと覚えようって反復してるし、通し稽古の前も何回も動きの確認をしてて、意識高いなって思いました」

※役者の立ち位置や動き、全体の配置などの意味。

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テシマ 「僕らがね、劇団員が4人と少ないっていうのもあるんですけど… 組織図ってのを意識してて。主宰・演出からのトップダウン式で指示が通って、それをみんなで消化してまた持ち上げて、高めていくっていうのをいつも気をつけてやっているので、トーイさんの意見は通りやすいようにしてますね」

西山 「でも、テッシーさん(テシマ)が、トーイさんに『あーした方がいいんじゃないですか?』とか言ってることも結構あるじゃないですか。関係性が分かりやすくて、そこはちゃんと言えるところではあるんだなって、安心したと言うか、バランスとれてるな〜とは思ってますよ」

 テシマ 「ありがとうございます!」

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いかがでしたでしょうか?

慣れない作風、演出に
苦戦しつつも奮闘するお2人!

続きはインタビュー後半で☆


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(初回公演、まもなく完売!)