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🌹瀧澤淳子です。
先日の日経新聞のプロムナードの欄に、
【良心、フォンヴィージン】
と、いうタイトルがあり
何の事?
と、思いました。
ロシア文学者の奈倉有里さんの投稿です。
『良心とは、判事が罪をいいわたすものではなく、
いつも友人のようにまえもって知らせてくれるものです。』
このセリフは、
1792年の古典歌劇の言葉だそうです。
デニス・フォンヴィージンという人が書いたもの。
『親がかり』第3幕でのセリフ
それが、200年以上たって名言として引用されているそうです。
この【良心】という言葉。
奈倉さんは、「自分の良心に向き合う」という作業は、
最も自然に日常的にやっているのは、
子供のころだからじゃないかと言われています。
子どもの頃に、
『子うさぎましろのお話』という絵本を読んで、
白うさぎがプレゼントをもらったのに、
別なうさぎのふりをしてもう一度もらおうとするお話。
主人公の悪だくみを止めようとする自分は、
本のなかに見出したもう1人の自分にとっての
『良心』の役割を買ってでていたのだろうと。
子どもの時に感じるこの良心とやら、
リトミックでも、
絵本を読んだりしますが、
確かに、子どもは感受性が強いので、
その絵本の中に入り込むことができます。
その体感を大事にしたいですね。
大人になっても、忘れずにもっていたいと思います。
この、言葉
【良心とは、いつも友人のようにまえもって知らせてくれるもの】
良心ということばは、なんとなく固苦しいですが、
友人としての助言としてなら、いつも感じていられると思います。