なんだか最近体調のすぐれない人が多いように思います。
寒暖差が大きいからですかね。
熱が出た、と聞くと大抵喉もやられてますね。
胃腸にくる風邪は今のところ聞かないです。
かくいう私も喉やられました(^_^;)。
熱がピューっと出てピューっと下がりました。まるで子どもみたいに。
(体だけは丈夫なのでね(^_^;)。)
喉だけまだ調子が良くないです。
同じように喉やられてる人も結構いるでしょう。
例えば、Aさんが私と時を同じくして喉を痛めている時、
身体の同じ部位が同じように痛いって、
もう、ほぼほぼ痛みの共有ですよね。
「Aさんの喉も、きっとこんな風に痛いんだろうな、うん、わかるわかる」
というところから、もう一歩踏み込んでみると、
例えば、今感じているこの痛みは実は自分のものではなくて、Aさんのものだとしたら、
Aさんの内側の感覚を、
この、じりじりするような、
ヒリヒリするような、
嚥下を遮ろうとでもするかのような、
貼りつくような不快な痛みを、
自分の身に、じかに感じているとしたら、
感じる度に「あぁ…」となんか不愉快になりながらも、
Aさんの実感を自分のものにすることができる。
息がトゲトゲしく喉を通過する、
アンニュイな溜息をつく、その息の湿度、
いがらっぽさに唇が歪む、
喉を潤す水が変に患部を刺激しながら落ちていく、その冷たさ、
思うように声が出ない、声になりきらない声、
全てを実感できる、私はAさんだから。
「重ね合わせる」って、なまめかしい。
そんな風に、人の痛みを感じてみる、秋の夜長かな。
実際のところ、全くもって想像の範疇を越えていないんですけどね(^_^;)。