疲れている時に食べない方がよいもの | 不調を根本から見直していく整体師かめかめ

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東京・新宿でフリーの整体セラピストをしています。
不調を起こしている原因をみつけ、根本から身体が楽になるような整体と身体の使い方をアドバイスしています。
免疫力を上げ、病院や薬に頼らない健康な身体づくりをサポートします。

こんにちは。整体師かめかめです。


猛暑が続き、バテ気味な方も多いと思います。

 

 

疲れた時こそ栄養補給!と思いがちですが、

疲れた時は胃腸も疲れています。

 

 

こういう時は消化のよい食べ物を選んで

心身ともに休息を取るのがベストです。

 

 

ストレスや疲労は

胃の働きを悪くしてしまいます。

 

 

こんな状態でがっつりした食事をとってしまうと、食べ物を分解するのにもエネルギーを必要とするため、余計に胃の負担になってしまいます。

 

 

特に夜は活動量も減るので、

消化に負担がかかるものや、遅い時間に食べることは気をつけていきましょう。

 

 

今日は、疲れている時に気をつけたい食べ物を紹介します。

 

 

 

疲れたときに控えた方がよい食べ物一覧

 

・塩辛い食べ物

夏場は汗をたくさんかくため、多少は塩分は必要ですが、疲れている時は薄めの味付けを心がけましょう。

 

 

・食物繊維の多い食べ物

体調の良い時には積極的に摂りたい食物繊維ですが、疲れている時はしっかり噛むものよりも温かいもの、飲み込みやすいものを食べると胃腸の負担も減ります。

疲れている時に食物繊維を食べる時は、細かく切ったり、柔らかく煮るなど、工夫して食べましょう。

 

 

・脂肪分の多い食べ物

脂肪分の多い食べ物は、胃酸の分泌を低下させる働きがあります。

また、胃の中に留まっている時間も長いため、胃の負担が大きくなります。

例えば焼肉は、疲労度MAXの時よりも体力が少し回復してからがオススメです。

強い疲れを感じる時は、消化のよい食べ物を選びましょう。

 

 

・刺激の強い香辛料

香辛料は胃を刺激して胃酸の分泌を促します。

胃酸は消化のために重要な働きをしていますが、多すぎると胃粘膜を刺激しまい、胃炎や胃潰瘍の原因になることもあります。

 

 

・柑橘類・酸味の強い食べ物

酸味も胃酸の分泌を促進します。

香辛料と同様、疲れているときは控えたい食品です。

夏みかん、レモンのような酸味の強い柑橘類、酢のもの、梅干などは食べすぎに注意しましょう。

 

ただし、同じ体調不良でも、風邪気味の時はこれらに含まれるクエン酸が役立ちます。

疲れているのか、風邪気味なのか、判断は難しいところですが、上手に判断できると回復が早いです。

 

 

・熱すぎる食べ物・冷たすぎる食べ物

極端に熱すぎたり、冷たすぎるものはそれだけで刺激になってしまいます。

疲れている時はなるべく適温にしてから食べるようにしましょう。

 

 

 

疲れたときに控えた方がよい飲み物

 

・コーヒー・紅茶・抹茶・栄養ドリンク等

コーヒーや栄養ドリンクに多く含まれるカフェインは胃酸の分泌を促進します。

そのため、飲むなら食後がおすすめです。

しかし、胃が弱っている時は胃酸の分泌は必要最小限に抑えたいので、少し控えましょう。

 


・アルコール

胃酸の分泌を増やし、胃の粘膜を荒らします。

さらに、睡眠の質も低下してしまうため、翌朝まで疲れを持ち越してしまうことにもなります。

体調の良い時に楽しむようにしましょう。

 

 

・炭酸飲料

胃酸の分泌を促進すると同時に、炭酸ガスが胃を膨らませるため潰瘍等を起こしやすくなります。

疲れた時は控えるようにしましょう。

 

 

 

繰り返しになりますが、疲れた時のアルコールは疲労回復に逆効果なので避けた方がよいですが、他の食べ物・飲み物は、薬と違って少量で大きな悪影響が出るということはありません。

 

あくまでも適量を、体調を考えながら食べることが大切です。

 

 

基本的に、

疲れている=胃腸も疲れている

と考え、基本的には胃腸を休ませてあげることを優先してください。

 

 

そして、すばやく疲労回復したい時は、なるべく消化のよい食べ物を選んで食べ、早めに休息をとるのがベストですよ!