サイケデリック劣情 | 駄ポエムは駄ポエム

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社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

どうしようも無い哀しみを前に途方に暮れながらも同じように暮れていく窓の外を死んだ瞳で眺めながら呆気なく過ぎて行った休日を想いながらも僕はクリアアサヒのロング缶のプルタブを開けた。午後5時48分。虚しさばかりが心に降り積もる。タブレットから延々と流れ続ける戸川純のバージンブルースに耳を澄ませながらも不意に湧いた怒りに任せてフローリングの床に叩きつけるクリアアサヒの空き缶。カツン!と乾いた音が灯りの付いていない暖房が消えてキンキンに冷えた部屋の中で哀しく響く。……寂しい。今の僕は思うのはそれだけ。どうしようない。そう思いながらも苦しみ吐きそうになりながらも頭を暫く抱えながらも暫くした後作るハイボールを一気に飲み干す。霞む視界麻痺する思考の最中何とか勘違いでも錯覚だとしてもまだ生きて良いと感じれてる実感を確かに感じながらもタブレットの電源を入れて観るスタートゥインクルプリキュア。暫く視界をキュアミルキーちゃんの可愛さで埋めて思考をアルコールと言う麻酔で麻痺させて薄笑いを浮かべる。だけど3話程プリキュアを観た後残るのは微かな喜びと深い哀しみ。止め処無く流れる二筋の涙。死にたい。だがやはり死ねない。死にたい死にたいなんて言いながらも剃刀で一気に手首を切り裂くことも出来ず睡眠薬を大量に一気飲みすることも出来ずAmazonで萌えマンガをまた一気買いしてしまう僕。また性懲りもせずに散財。呆れてものが言えないと薄汚れた白い壁に向かって吐き捨てながらも飲み干す4杯目のハイボール。BGMを戸川純から上坂すみれに変えた。何となく部屋の電気を付けた。露わになるゴミ屋敷と間違えるぐらいの散らかり放題の部屋と姿見に映る三十路間近の男とは思えない幼稚で奇形の顔面の僕の姿。現実を受け入れたくない。29歳だがまだ45歳になってないが今にも狂いそう。てか今すぐ狂って開きっぱなしの出窓から飛び降り自殺してしまいたい。だがやはり未だ死ねずにシクシク泣きながら5杯目のハイボールをチビチビ呑みながら生き汚く生き延びて生き恥晒す害児男。ベッドに転がり不貞寝。気持ち悪くなって寝ゲロしそうになるが何とか堪えながら仰向けになり見上げる天井。蜘蛛の巣張った薄汚れた天井を死んだ瞳をただただ見つめながらも僕は思う。また無駄に生き延びてしまったと。