憂鬱シャッフル | 駄ポエムは駄ポエム

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社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

人生の路頭に迷いながらもどうすれば良いか分からないまま途方に暮れながらも暮れていく夕方の赤い空を死んだ目で眺めながらも何故か顔に薄笑いを貼り付けながらも口を半開きにしたまま夜空にふわりと浮かぶ三日月を虚ろかつ死んだ目で瞳で眺め続けている現在。午後6時38分。労働終わり。サウナ→水風呂→外気浴のループ4回目。湯舞音のいつもの木のベッドに転がり外気浴をしながら吹き抜けてくる温い風を全身で浴びている僕。現実逃避もそろそろ終わりにして早く家に帰らなければ。だけどされど身体は未だに動かぬ。瞳に何故か滲む涙。本日は休肝日。明日は歯医者で抜歯。明明後日は母親に家賃を支払うしかない。明明明後日は労働&原付のローン代金支払日。ただただ現実が辛いだけで嫌になる。心の中では常に悲鳴を上げていて苦しく寂しく死にたく暴れたくひたすら地団駄を踏みまくる三十路害児野郎に成り果ててる有様。だけどそろそろ家に帰らなきゃな気分になり鉛のように重い腰を上げて何とか立ち上がるが一瞬サウナ疲れから来る立ちくらみに戸惑いながらも何とかフラつきながらも足を前に進める。露天風呂でギャーギャー騒ぐ小学生5,6人の群れに苛つきながら80歳ぐらいのジジイ二人が最近の若者は……とか何とか言う愚痴まじりの議論を整い椅子を独占しながら語り合う声にムカついたりしながら大学生グループ3,4人が水風呂で今後の将来を語り合う姿に(僕もあんな風に将来を語り合える仲間が欲しかった…😢)と若干の羨ましさを感じたりしながら三十路後半のおっさんが連れて歩く大道寺知世に瓜二つの幼女の美貌に見惚れたりしながら何だかんだ辿りついた脱衣所にある体重計の前。52キロ。前回測っだ時より2キロも増えてる。腹に溜まる贅肉を擦りながらも生臭くも重苦しいため息をついた後鬱々とした気分で僕は自分のロッカーに向かい頭と服をタオルで拭いて着替えてBluetoothイヤホンを耳に詰めて配信されたばかりの斉藤和義の新譜を流しながら死んだ顔面を無理矢理満面の笑みに変えながら陽気に軽やかにな気分を装いながら僕は脱衣所を出た。受付近くにあるガラスケースからいつも通りジンジャーエールを取り出して買っていつも通りの壁掛けテレビ近くのテーブルに座りいつも通り無音で垂れ流されているバラエティ番組を眺めながらいつも通りジンジャーエールの蓋を栓抜きで開けていつも通り喉に一気に3分の1程のジンジャーエールを一気に流し込む。耳の中で鳴る斉藤和義の新譜がやけに退屈に感じられて何だかやたら苛立ちが募る。オマケに離脱症状が頭の中で渦巻き苛立ちをより深くしていく感覚に僕は殺されそうになり死にたくなった。爆笑必死!とばかりに考えて呟いたネタツイートはRTもファボもされないままあっさり流れたし親友だと思っていたアイツにはラインをブロックされてることが発覚するし何が何だかどうしようも無くて……どうなってんだよ?マジで。やけに寂しいやけに苦しいやけに吐きたいやけに殺したいだけどどうにもならないから仕方無い。仕方無いからトートバックからタブレットを取り出しヒーリングっとプリキュアを再生して暫し現実逃避。平光ひなたちゃんは可愛いナアなんて呟きながらテーブルに落とす一筋の濁った涙。辛い。だが誰も頭を撫でてくれないし優しい言葉をかけてはくれない。ネットの友達たちからは見放された。現実の友達からも見放された。両親からも見放された。妹二人からも見放された。今僕はどうしようも無く一人なことを噛み締めながらも現実逃避とばかりにブログに刻む戯言妬み自虐愚痴……焦燥感も自殺願望さえもエネルギーにして改行無しで遠慮も無しに書き綴り作り上げた表現者気取りの障害者が作り上げた言語感覚が壊れた駄文をTwitterにドヤ顔で投稿した後一種の賢者タイムのような謎の達成感を暫く深く深く味わった後僕は偽りの無い哀しみも苛立ちも滲んでいない軽やかで逞しい顔つきで受付で会計を済ませて僕は行き着けの湯舞音から抜け出した。時刻は午後8時57分。夕方は温かった風はすっかり冷え込み僕の身体を凍てつく風が吹き抜けていくを感じながら早足で僕は原付に向かう。原付の前に着いて何となく空を見上げると先程まで見えていた三日月はすっかり漆黒に塗り潰されて光るのは駐車場の錆びついた電灯ばかり。僕は何となく残念な気分になりながらもトボトボと近くにある自販機に向かいホットのカフェオレを買いチビチビ呑みながらチカチカと今にも消えそうに点滅する駐車場の電灯を眺めながらもしみじみこう思った。

(何だかんだ文句言いながらも愚痴を吐きながらも死にたくなりながらも実際に死のうとしながらも何だかんだ今日も生き延びてしまったな)

と。……カフェオレを呑み終わった後僕は原付の前まで再び向かい鍵を差してエンジンをかけて家までの帰路を走り出した。凍てつく向かい風に吹かれながらも僕は思う。家に帰ったらさっさと死のうと。どーせ死ねないけど。もうすぐ死ねると思ったらワクワクするから僕はそう自分に言い聞かせた。家に帰ったら死ねる。死ねないけど。まあ何とかそんな感じで生きてるって感じ。