年収180万ボコられ害児おじさん | 駄ポエムは駄ポエム

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社会の最底辺で無職で悪足掻きしながら再就職目指したりアル中になったり萌えアニメ・マンガ見たりポエム綴ったりライブ行ったりしてる事を書くブログ。よろしくお願いいたします。

午前2時32分。休肝日。星一つ月一つ無い黒い空から小雨降る肌寒い夜に。漠然とした離脱症状と漠然とした自殺願望に襲われ人生が辛くなった僕は現実逃避の小旅行とばかりに川沿いの砂利道をただただ宛も無く歩き続けてる。耳の中で流れてるたまとか狐火とか浅川マキとかサニーデイ・サービスなんかを聴きながら日中労働で立ちっぱなしで痛む足を無理矢理引き摺り引き摺り進みながらも川向うで走る車のヘッドライトの灯りを暫く眺めていたら何故だが不意に両目に滲む涙。……何もかもに。もう何もかもに疲れてるんだ。職場で誰とも交流出来ない追い出し部屋のような場所で延々とシートを作り続けることもTwitterのスペース配信で楽しくないのに興味無いの寂しさを埋めるために楽しいフリしながら嫌な奴と会話を続けるのも無理してコミュ障を治すために誰かと交流しようとオフ会やアニクラに出向いても路傍の石状態になってしまうことも自宅にて病んだ母の愚痴やら病んだ猫二匹の嗚咽を聴くことも全部全部全部全部もう嫌だと思いながらダラダラ汚い涙を流しても誰一人優しい言葉もヨシヨシと暖かい掌で頭を撫でてくれることは無く僕はずっとずっと一人ぼっち。涙を拭いながら一人が辛くて恐くて僕は今にも消えそうに弱々しく点滅している街灯の下で立ち止まりスマホを開きTwitterのTLを観た。かつての非モテ仲間たちは皆結婚してるか彼女を作っているかしながらワイワイ楽しそうにしていて僕は梯を外されたような気分になり苛立ち混じりにかつての非モテ仲間全員を片っ端からミュートするが内心から湧き出てくる寂しさやら嘆きやら苛立ちやら苦しみやらの声は一切ミュート出来ず耳の中で延々と鳴り続けている。そんなノイズを爆音で流すTheピーズで強引に打ち消すように洗い流しながら何とかかんとか暫く歩いていたら万年橋と言う橋に付いた。赤い街灯の下欄干に腰掛けて何となく微睡んでいたらポケットからひらりと何かの紙が落ちた。拾い上げたらそれは昨夜ATMでお金を引き出した時に発行した銀行口座の紙だった。残高は13万8000円と記載されている。僕はそんな貧相な残高が心底情けなくなり銀行口座の用紙を握り潰しながらも心底死にたくなった。三十路ガイジでごめんなさい靴紐も結べなくてごめんなさい親に孫を見せられなくてごめんなさい友達出来なくてごめんなさい彼女出来なくてごめんなさい年収180万でごめんなさいプリキュア好きでごめんなさい生きていてごめんなさい自殺出来なくてごめんなさい……誰に言うでも無く誰かに向かってただただ懺悔しながら蹲り泣き喚くしか最早僕には出来ない。こうやって泣き喚いてる暇があるならさっさと目の前にある川に飛び込んで死ねば世のため人のため両親のため妹のためになると言うのにそれでも死なないのは死ぬのが怖いしアニメとか観たいし酒とか呑みたいしシコりたいし猫撫でたいしみたいな自分の中にある欲望を満たしたいと言うエゴのために皆に迷惑をかけるだけの存在だと自覚しながらも両親に寄生し妹に寄生し会社に寄生しTwitterに寄生する厚顔無恥ではた迷惑な害虫として生きて行くしか道は無いと考えると改めて僕は死にたくなった。死ねないけど。……散々泣いて散々喚いてスッキリして薄ら笑ってそこらにある自販機でカフェオレを買ってちびちび呑みながらも僕は白んでいく空を虚ろな瞳で眺めていた。時刻は午前5時38分。また今夜も何だかんだ生きてしまったな。また今日も一日僕は何だかんだ生きていて行くんだな。まあ、とりあえず、生きてるって感じなんで笑っときます。