今朝、母にいつものように「私は誰でしょうウシシ?」と問いかけたときの答えだ

昨日と同じく問いかけて
返ってきた答えに笑えなかった

ひろみ、と言う名前は頭にあるらしい

でも
それが
私の顔と完全には結び付かなかったらしい

ある日の認知症外来にて

どんなに大きなマスクをしていても、間違いなく親子だよなぁ



「そうだよ、ひろみだよ~チョキ」とひきつり笑いで言ったけど

胸の中は
えっ?うそだ!?、と思って
現実を打ち消したくて焦って

打ち消せなかったのは
猛烈に寂しい気持ち


寂しいなぁ


お昼にはいつものように「ひろみ~!」と言ってから、「ほろみちゃ~ん」なんて笑わせてくれた


やっぱり
寂しいなぁ


寂しいなぁ、と言っていれば
ゆっくりゆっくり
昨日と同じようだって思えるくらいに
寂しい、に慣れていける

だから

がんばれ、私
がんばってるね、私

まぁ、よいグッ


従姉妹にパイナップルの切り方を教えてもらった
見ているのとやるのとでは大違い!
指、切りそうになったショック


読んでくれて、ありがとう

つくし野ひろみ