コロナ禍で家族と過ごす時間が増えた
私は両親と暮らしている
改めて「家族」を思う
私は結婚をしていない
結婚の機会はあったけれど出来なかった
とにかく怖かったからだ
もっともらしい理由を見つけては、自分を怖じ気づかせて足を止めた
で
今
両親と暮らしていて
正直
つまらない、と思うことがある
先日
夕焼けがとてもきれいで、鯨のしっぽみたいな雲だなぁって思ったとき
それを話したい相手は母じゃないと思った
隣に誰かがいてくれたなら
この人生だから分かったこともたくさんある
でも
足を進めなかったことを後悔もしている
どんな時も選べるのは一つだから
誰かとの暮らしでも後悔もはしているのかもしれない
それはわからない
でももし今
怖くて進むのを躊躇っていることがあるなら
怖いと言いながら足を進めてもいいと思う
足を止めた私の後悔を誰かにしてほしくない
足を進めても怖じ気づいたなら
その時は気持ちのいい「やらない」を選べる
そして
思ったんだ
私のような後悔は、他の誰かにしてほしくない
私の後悔を誰かにつかってもらいたい
そうしたら、後悔した甲斐がある
あなたに届いたらうれしい
読んで下さって、ありがとう
つくし野ひろみ