10月が無事に終わった

短期集中の一ヶ月だけアルバイトと
これまで通りの週2日のアルバイトと介護と家事

体力と時間が足りなくなるのではって不安はあったけれど、なんとかなるものだほっこりチョキ


コロナ禍での短期集中アルバイト
出勤初日には金木犀が香り、最終日には14番目の月(←このタイトルのユーミン曲好き)が見えた

面白かった!

通勤途中、ふとバックミラーで後ろの車を見ると、若い女性が運転しながらお化粧をしていて
私もそうだったなぁって思っていたのもつかの間
渋滞中に彼女はおもむろに大きなハサミを取り出して、前髪を切った
びっくりびっくりびっくり
ビックリしたなぁ、もう
(↑これ、リズミカルに浮かんだら、あなたも(*・・)σも私はと同世代よね)

また、職場の同じフロアには水筒持参でトイレに行く女性がいて、洋式トイレしか使えない私と彼女は、一つしかない洋式でたびたびブッキング
長居する彼女のお陰で、私は別の階のトイレまで罪悪感なしにお散歩できてた

またまたある日
職場近くにカフェがオープンし、お昼過ぎに行ってみるとすごく混んでいて
バックヤードからは
「お釣が足りない!」
「お湯が足りなくなりそう😓」
などの声がしている
でも一番足りなくなってるのは、店員さんの笑顔だったりもした(初日だから焦るよね)


いろいろな出来事に遭遇しながら、「私ってそんな風に思うんだ」と言うことをたくさん感じた

ギリギリまで寝て車の中でお化粧していた若い頃とは違う
「遅刻したくないと時間に焦るのは嫌い」と思う自分を最優先すると、早寝早起きは簡単に出来た

朝焼けも夕焼けも美しかった


職場の人にも
そりゃ仕方ないよね、とか
優しいなぁ、とか
有り難いなぁ、とか 
あなたみたいに仕事をしたかった、とか

私は「こう感じる人なんだ」って、たくさんたくさん思わせてもらった

アルバイトが終わる前日の夜、仕事終わりのはるちゃんと会って、そんなことをたくさんたくさん話した

はるちゃんの予約してくれたお店は美味しくてきれいだった


仕事をすると言うことは、実はたくさんの助けを借りることでもあるんだ

コロナ禍で外食を控える両親のお昼お弁当を用意していたのだけど、冷凍食品には思い切り助けられたし
炊飯器や洗濯機の予約機能は、本当に心強かった

10年前に働いているときに助けを借りるなんて一ミリもなくて
「こんなに頑張っているのだから」と、まわりは私を助けて当たり前だと思っていた

コンビニのお弁当も
連絡なしに夕御飯を外で食べて来て怒らない母も
仕事が最優先、仕事は大事、なんだからと助けてくれているなんて思わない

でも
仕事が出来る自分を思い
したくてしている自分を思い
出来るように助けてくれる世界は優しくありがたく

仕事は
『自分の世界に優しく』だったんだよね

世界の優しさに気づけた私にご褒美を
 

こう言う気持ちもまた忘れてしまうのだけど
せめて残り少なくなった今年は、時々思い出したいと思います


読んでくれて、ありがとう

つくし野ひろみ