猫化男子のしつけ方⑤　感想

猫化男子のしつけ方⑤です

いよいよ最終巻です

ちょっとだけ、本当にちょっとだけ。
真悟が登場しますよ～

ネタバレ有り

みちる（？)は押し掛け同居で、兄貴でモデルでライオンになる猫科の獅王と2人暮らしを始めた。
ところが猫化できなくても、ライオンMixのみちるは珍しいと、研究機関がみちるを誘拐して…

CIROに誘拐されたみちるは、獅王達に危害を加えないという条件付きで研究に協力する事にしたが、獅王を猫科をモノ扱いされ激怒し、みちる自身がその場で猫化。
CIROの中を逃げ回るみちる。
そこに獅王が猫化してライオンの姿で、CIROに乗り込みみちるを救出する。

三日月館に帰宅したみちる。
たが猫化した姿はライオンではなく、リビアヤマネコ（イエネコの原種の中型種)。
横暴なCIROの行動はCIROの猫科部門を解散に追い込み、みちるのリビアヤマネコはレア種ではない為、研究対象から除外され狙われる事はなくなった。

しかし猫化したまま人間に戻れない。
獅王と話したい事があるのに…。
猫化したままのみちるに、獅王は素っ気なく向き合おうとしない。
そしてみちるは三日月館にいれば良いと離れようとするが、みちるは猫化したままで獅王を引き止める事も出来ない。
その思いが一瞬だけ人間に戻る事が出来、獅王を引き止める。
しかしその影響からか、みちるは気を失って倒れてしまう。

起きると獅王はいなくて、獅王のアパートに行こうと外に出るみちる。
アパートの行き方が分からないみちるは、獅王のアパートの隣にいた黒猫を見つけ後をついて行く。
怒って逃げる黒猫の後を必死に追いかけていると、知らない場所に来てしまう。
身動き出来ないみちるの前に野良犬が襲いかかるが、また獅王が猫化し助けに来てくれた。
無事で良かったと心配したと同時に、ライオンだったらこんな思いはしないのに、とみちるに話してしまい、怒りで人間に戻ったみちるは、兄弟ごっこはやめてやるとハワイに帰る事を決断。

ハワイに出発する直前、獅王が空港に駆けつけて来る。
みちるは俺の弟だからどこにも行かせない、と引き止める獅王に、また気持ちが変わるかもしれない獅王についていけない、と拒否するみちる。
そんなみちるに獅王は必死で、色んな事が怖かったけどいなくなるのは絶対に嫌で行かせたくない、血がつながってなくてもいいからみちるの兄でいさせて欲しい、と懇願する。
そんな獅王の姿に、ハワイに行く事を止めて三日月館に戻る。

3年の月日が経った。
獅王はモデル業に本腰を入れ、フランスと日本を往き来する多忙なモデルに。
みちるは大学生になり、影虎と黒依は相変わらずなまま。
フランスでパリコレに出演中の獅王を見る為に、フランスの父親の元へ。
そこでも相変わらずのブラコンの獅王。
ウザいとあしらいながらも、自分の帰る場所は獅王の所だ、と決めているみちる。