先日、レストランを経営する友人と話をしていた時のことです。
そのレストランは4人で回している
小さなお店です。
4人の中で調理まで完璧にできるのは
オーナーシェフであるその友人だけ。
作っている自分がお客さまにご挨拶できるだけの
余裕が無く仕事が『作業』になっていると日々葛藤しているとのこと。
もっとお客さまとの関係性を密にしたいとは思っているものの
キッチンを出るヒマが無く、その事が心苦しいのかな？そんな風に受け止めました。
そして、その話を聞いて
静かに感動していました。
私自身は作った人の顔が見たいっていう
考えは正直無かったんだけれど
でも今、食べている料理
そんな志しの方が作ったモノなんだって
知ったら、数倍・・いや数百倍
美味しく感じるんだろうなって。
人は五感、つまり
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚に全てに触れて
美味しいって感じる訳なんだけど
それだけじゃなくて
第六感・理屈では説明のつかない
本質をつかむ心の動き(コトバンクより)でも
美味しさを捉える事ができるはずで。
調理(仕事)を『作業』にしたくないって
愛じゃない？うん。愛だな。
使う素材やお皿やグラスに
強いこだわりがあるのは
前から知っていたけど
伝わらなければ存在しないのと同じ事
まさにそんまんまコレ！
商品そのものの価値はもちろん
生産者や経営者、スタッフの想い・情熱だって
伝わればお客さまは嬉しいのです。
嬉しいのだから遠慮も謙遜も無用★
そこに確かに存在するものならば
伝えて伝えて伝えきりましょう〜
それでは皆さま♡
本日も良いお仕事を♡