明け方、ようやく少し寝る気になって、ベッドに寝転んでみたけれど、集まってくるおちびたちの甘えっぷりや、身体の柔らかさや温かさ、そしてむちむちっぷりに、案の定泣いちゃってうまく寝られずに。
慰めてくれるかのように、腕枕にストンと収まる雷蔵くん。
ゴロゴロと鳴り響く喉の音を聞きながら、べそべそしているダメかーちゃん。
フリー練習が始まったばかりで、まだまだ緊張顔のつぐみちゃんと、まるで騎士のようにつぐみちゃんを抱っこしてキリリ顔のガイアくん。
寝て起きたら元気印のかーちゃんに戻るから。
だからかーちゃんの顔の周りで喧嘩すんのをやめなさい!なんて苦笑いしながら眠りについて起きた朝。
ねみ…と起き出し朝のお世話とケアをして、泣いてばかりいられない程の量のゴミ出しをして汗だくになった後、そのまま勢いでご支援物資の仕分けして。
可愛いミッチーくんに似合う元気色のお花を選んだよ。
ね、似合うでしょ。
ミッチーくんを保護してくれたKさんにブーケの写真をLINEで送り、砂を届けに寄ったまるこに見せて、似合うね可愛いねと言われて嬉しくて。
そしてミッチーくんの身体をお空に還しに行ってきた。
ちいさなお手手に持たせたおやつ。
もっともっとたくさん食べさせてあげたかった。
もっともっと美味しくて嬉しい!の顔が見たかった。
だけどいつだってその顔を思い出せる。
いつだってかーちゃんの心の中に在る。
可愛いミッチーくんや、やんちゃなミッチーくんは、いつでもいつまでも心の中に居る。
真っ青な空に送り出したかったけれど、今日は生憎の曇り空。
だけど雲の上には青空が拡がっているって知ってるよ。
だからミッチーくん色のブーケを掲げて、精一杯の笑顔でお見送り。
迷わず走って行っといで。
そしてすぐに服を着替えて生まれ変わってくるんだよ。
いってらっしゃい。
いつか、また。
ちいさくなったミッチーくんと一緒に、お見送りに向かう前に不妊手術で病院に預けたテラちゃんとちたまちゃんをお迎えに。
さぁてみんなでおうちに帰りましょう。
しっかり予後を見て里親さんの元に行くために、帰ったらまずはちゅ〜るのお駄賃だw。
今日はゆっくり寝ましょうね。
がんばれって自分に言いながら、お世話やケアをしていても、喪失感や無力感から抜け出せず、ふとした瞬間の脱力感から抜け出せねぇ…。
このすぐに泣いちゃう自分を、どうにかコントロールしないとな…。
ま、それが出来るならこんなに水太りはしないかな…痩せたら涙が減るのかな…ンな訳、ねぇなw。
泣くのを我慢するつもりはないから、こう思うことにしたんだよ。
涙は、愛しきいのちへの贈り物。
そう思えば泣いても許されるよねw。
明日も頑張ろう。