LPGAファイナルQT | 三觜喜一プロのゴルフレッスンブログ

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三觜喜一
ジュニア育成を2000年よりスタート!
そんな私の経験を公開します。

来シーズンのツアー出場権を賭けたファイナルQTが終わりました。
私が今年から指導している、ハワイ出身のシドオキノ選手は76.78.77.67のトータル298ストロークで82位でフィニッシュしました。

昨年日本に来日し日本ツアーのQTを受験しましたが、193位という結果でしたので、1年間で100位以上ジャンプアップしました。

まだまだこれからの選手ですが、今後の飛躍が楽しみです。

私が指導依頼を受けてから、最初に取り組んだのが、インパクトエリアのハンドアクションでした。

もともとハンドレート気味で、インパクトしており、ターフがあまり取れず、ボールを押すような強いインパクトが作れなかったシドちゃんですが、インパクト感を変える事により、ドライバーの飛距離もかなり伸び、アイアンの精度もだんだん上がってきました。

次に身体の使い方ですが、体幹を横に回転させながら打っていましたが、

当スクールの定番ドリルである、縦運動のうねりドリルをイメージした縦回転に動きを変える取り組みをしました。

これによりダウンスイングで身体の開きが治まってきて、振り遅れる悪い癖が徐々に無くなって来ました。

取り組んで半年も経っておらず、そのままQTがスタートしたので、未完成のままでしたが、昨年サード落ちでしたが、今年はファイナルまで進出する事が出来ました。

まだハッキリ言ってレギュラーで通用するレベルでは無いですが、来年はステップアップツアーをフル参戦出来るので、経験を積んで、来年のQTファイナルで上位に入るためにも、このオフにしっかりスイング作りをしたいと思います。

マネージメントやショートゲームも、まだまだレベルアップが必要です。

やらなければならない事が山積みですが、練習をたくさんして、来シーズンステップアップツアーで優勝争いして、賞金ランキング上位に入る事を目標に頑張って貰おうと思っています。


アメリカ国籍で日本のツアーに出場している選手として、まだ日本語もほとんど話せないシドちゃんですが、日本人、韓国人だけではなく、是非シドちゃんの応援も宜しくお願い致します(^^)