前回から書いている会には被害者回復のサポート、加害者更生のサポートを仕事にする人や研究する大学院生の人も来ていました。

それぞれが加害者、被害者両方の意見を聞けたことが参考になったし、支援について考えるきっかけになったと言ってくれました。


今回支援者として参加された方の中に私が裁判で証言台に立つ時、同行してくれたアドボカシーセンターの方がいらっしゃいました。

裁判が無事終了し、お礼の手紙を出したきりお目にかかれていないことが気になっていて、お礼を伝えたくてご挨拶をしたら覚えていただいてました。


あの時は仕事なんてとても出来なかったけど、今は働きに出れていることを伝え、裁判の日心強く有り難かったことを伝えました。

元気になって嬉しいと喜んでくれ、ご縁が切れたわけではないから困ったことがあったら連絡くださいと言ってくださいました。


その方が支援に関わったは人の中には長い年月が経っても働くことが出来ない人もいると聞きます。


性虐待は自分の中の基幹システムを破壊するような犯罪だと思います。


外傷があるわけではないから周りからは理解されにくい、でも普通の日常生活を送っている中で小さな出来事が引き金になってパニックを起こしたり、不具合が起きます。


そうなってる理由も説明しづらいからちょっと変な人と見られながら孤独感を抱くことも多くありました。


私はありがたいことに信頼できる先生に出会えて普通ならありえない形で基幹システムを直していただけたと思っています。


今も誤作動、不具合多少ありますが、以前の生きづらさに比べたらこんなの大したことない。ほんとうにありがたいです。