先週から、娘の調子がかなり悪くなった。
ワクチンの副作用って、受けたダメージが大きければ大きいほど、健康に戻るまでの道のりがとても長く果てしない。行きつ戻りつ、一生かけてどのくらい戻ってくれるかな、と思う症状もある。完全に後遺症。
なくなった症状もあって、それはもちろん有難いけれど、残る症状をずっと抱えて生きてもらうしかない悲しさは、そのまま本人の辛さや生きづらさに直結する。
先週の19日で、娘はHPV(子宮頸がん)ワクチン副作用からまる11年経ち、12年目に突入。
「生きていてくれてありがとう」だ。
それでも楽しいこともあって、来月は娘の希望でDisney Seaに行ってくる。親子女子会だ。
予約の日までには、体調が少しでも良くなって欲しいと思っている。
世の中は思っている以上に理不尽なことが多くて、正義だけが罷り通るわけでもなく、何か被害に遭っても泣き寝入りして元には戻らないということの方が実は多いんだな。って、HPVワクチン被害をキッカケにして、思うようになったし気付いた。
自分や家族を守るのは自分自身のアンテナだったりするんだ。それを多くの人に知っていてもらいたい。
国を信じるなんて馬鹿な前習えだった。
娘はこの秋、身体障害者枠での企業への内定が決まった。
本人は、病気を隠して働がなくて良いことがとにかく嬉しいようだ。
理解してくれる企業がもっとたくさんできますように。
優しい社会がもっと増えますように。
そう願わずにはいられない。
病気だって、社会のために、自分のために世の中に出て働きたいと思っている人は沢山いる。
逃げきれない症状があったとしても、待っていてくれる会社があるなら、それは多くの人に幸せをもたらすと私は思っている。