最近、視聴率の低迷が叫ばれるフジテレビですが、こと音楽番組に関しては良質なコンテンツを制作しています。
「堂本兄弟」やFNS歌謡祭でも顕著でしたが、CXの音楽班はかなり雅-MIYAVI-推しなようで、先日も玉置浩二との対談&人気アーティストとのセッションを30分番組「僕らの音楽」でプログラムしました。
この雅-MIYAVI-は、ぼくの幼馴染がPVを作っていたりでメジャーデビュー前から気になっていたんですが、あのパーカッシブなギタースタイルはやばいです。
キザイア・ジョーンズのようでいて、でももっとロックで、アグレッシブで。
これは男でもセクシーだと認めざるを得ない。彼が「ライブもセックスも一緒」と言い張るのも納得です。
先日放映された『Char meets SPECIAL LIVE~筋書き無しのリアルセッション』も素晴らしかった。
ギタリストはみんな格好いい。
ジジイでもギター一本で観衆を魅了できる。これはすごいことです。
ギターって一度触れちゃうと、死ぬまでの一生自分の音楽観に影響を与えてしまうもので、アイドルソングを聴いていても、自然と耳で追ってしまうものなのです。
ギタリスト同士には、リスペクトの精神が徹底されているので、この番組でのフリーセッションもひじょうに空気感が素晴らしいんです。
ほんわかして、のほほんとして、みんなが楽しんでいて。
年長者でもあり、尊敬できるキャリアを持つChar、仲井戸麗市をたてながら、よっちゃん(野村義男)、斉藤和義、奥田民生、山崎まさよし、みんなが楽しんでいる。
演者が楽しんでいる姿を見せるというのは観客からしたら絶対条件じゃないでしょうか。
だから、アイドルの皆さんには楽しんでほしいです。
時は流れて、二度とは戻らないんだから、なるべく多くの人生を楽しまなきゃ圧倒的に損なわけです。
人生はほんとうに長いんだから。