子供の通っている中学の先輩として、ピアノ演奏家の髙橋望さんの公演がありました

保護者も見学できるので行ってきました


私はピアノ単独の演奏が好きです

それと、機械音より生の音が好きなので、有名な演奏家のCDよりも、下手ですが、子供が家のピアノを弾いているのを聞く方が好きです


体育館での演奏でしたが、とても素敵な音色で、癒されました


癒されるとは、本来の自分に戻ることです

この落ち着いた充実感が本当の私





雑多な日常は、それを難しくします


なので、一日のうちに少しの時間でも、自分の癒しの時間が必要なんですね


自分は、『何が好き』なのか、それを知ることが、癒しのポイントです



ピアノ演奏家の髙橋さんは、外国の有名な美術館へ行く時には、ガイドブックは見ないそうです

見てしまうと、その情報に惑わされて、自分が好きな絵を見つけにくいからと、おっしゃっていました


「有名な絵がいいのではなくて、自分の好きな絵がいいんです」

と、おっしゃっていました



今は、情報化社会なので、洪水のように情報が流れ込んできます

全部入れていたら、あっという間に波に飲まれてしまいます

どれを通して、どれを通さないのか、わかるのは自分だけです

そのポイントは『何が好き』なのかです

間違えやすいのが『役に立つ』や『誰かがすきと言っていた』です

以前の私は、この『役に立つ』や『誰かが好きといっていた』に惑わされていて取捨選択ができませんでした

『入れた情報は全て役立てねば』は、とても困ります

本当はやりたくないのに、『やらねばならぬ』と自分とは違う形にぎゅうぎゅうと押し込めているみたいなものです

癒しどころか、ストレスです


『何がすき』は、一人一人が違います

重なる部分はあるでしょうが、ピッタリ一致はしません


なので、自分自身の『何が好き』を意識することは、大切です



音譜お読みいただき、ありがとうございました音譜





おのだはるな