「寒かったら、くつ下を履きなさ~い」
今年の夏に何度となく言ったセリフです
小学一年生の四女が、暑がりの寒がりで、くつ下嫌いです
それが今年は暑いよりも、寒い方に敏感になりました
自宅ではあまり冷房は使わないで過ごしますが、あまりにも湿度が高いと冷房を使いました
そして、その冷房を嫌がるようになりました
「寒いから消して」と言います
その時に出たセリフです
「寒かったら、くつ下を履きなさ~い」
最初は、いい顔をしませんでしたが、その後映画を観に行った時のことです
また「寒い」と言うので、私は履いていた重ねばきの靴下を脱ぎ(隣の人は何て思ったでしょうか)履かせました
着るものが何もない状況下で、四女も仕方なく受け入れました
Lの普通の丈のくつ下は、四女のニーハイソックスになりました
「あったか~い」
それ以後、寒い時にはくつ下を履くようになりました
調子が悪い時など、寝るときに私のくつ下を履かせたことがありますが、嫌がっていました
「無理は通っても無理」
という言葉の通り、無理やりやらせたものは全く身につかないと実感します
気持ちいい体験
嬉しい体験
ワクワクする体験
そんな体験をたくさんさせてあげたい
それには、私がもっと気持ちよく、もっと嬉しく、もっとワクワクして生きていくとが大切です
朝ごはんを作る
洗濯をする
掃除をする
喧嘩の仲裁をする(もちろん、怒ったりもします)
今の私は、そんな日常こそ大切に思い、穏やかな喜びを感じています
そしてこれからも、今の現状に満足せずに、更に大切に思う輪を、喜びの輪を広げていきたいです
その私のあり方が、家族や周りの人に伝染していくからです
そのうちに、見ず知らずの人にも言うようになるでしょう
「寒かったら、くつ下を履きなさ~い」
お読みいただき、ありがとうございました
おのだはるな