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そのタイトルが気になっていて、「ささみさん@がんばらない」全12話観ました。

期待していたダルダルな日常系では全く無くけっこうシリアスなSFもので、神様がどうとか巫女がどうとか。ヒロインチームは極力ポップに設定されていながらも、制作のシャフト特有の不気味さムードが支配していたように感じた。そういう意味では「まど☆マギ」と「物語シリーズ」の中間的な感触でそれまで以上の新鮮味は無く、むしろ「またこのパターンか」って退屈感さえ伴う仕上がりだった。それはそれで楽しめるシャフトの妙というのもあるんだけど、あのエンディングでは台無し。終わってみれば「やっちまったなー」と言わざるを得ない。

ということで脚本や構成には特筆すべきポイントも無いんだけど、まずテーマ曲についてはOPZAQたん、EDヒャダインを起用。どちらも「らしい」キャッチーな曲で、ここは満足。まあEDのああいう遊び心は微妙だったけど。
ヒロインはアスミス(Yes!)、続いてちわわさん香菜ちゃんというシャフト声優で固めた盤石感。敵サイドを務めたぬーさんちゃんりなあたりにもイジリー岡田ばりのペロペロ欲は高まったが、MVPは浅川悠さんだったなー!なにこの萌え母娘Σ
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コレは意表を突かれたキャスティングでもあった。というのもなぜかシャフトは『けいおん!』声優を全く起用しないという文化がある中、サブキャラとは言え紀美さんを演じた浅川悠さんを抜擢したのは意表を突かれた。

それら「素材」については文句が無かったけど肝心な作品としての魅力はイマイチだったから、これは逆に褒められないあざとさとしての印象が残った。
70点かな。