「のだめカンタービレ」65点。
4クール分も放送し多くのキャラも登場させたが、ストーリーもキャラも掘り下げが浅く、重厚さに欠けまくっていた。キャラデとか静止画の多かった1期演奏シーンなどは特に酷く、アニメ失敗の良い見本。良かったのは川澄綾子さんのかわいさ、素晴らしいクラシック演奏くらいだった。

「アリスと蔵六」80点。
紗名が超可愛いかった‼︎不得意な異能モノ設定だが、幼女の可愛さが堪能できる日常シーンが多ければOKだ!また頑固ジジイの蔵六をはじめに、優しい人々が最高。その道のS級女神である愛生ちゃんが牽引してくれたお陰で、ほっこりパートが完璧。シリアスとの緩急で魅せてくれた。

「神様のメモ帳」75点。
うーん。雰囲気は良かったけど、今ひとつ深みに欠ける感じ。原作は書き物に違いないけど、その割にパワーワードが無かったから基本的なセンスの問題か。だがまあ一人称が「ボク」な小倉唯はん節はベリーグッドで、それだけでもアニメ化の甲斐はあったんだろう。あ、岸田メル超嫌い。

「悪魔のリドル」60点。
最初だけは面白い、典型的な出落ち作品。中途半端な設定や下手な演出は譲ったとしても、女の子が全く可愛くなくてアウト。そのクセ全面的に出してるビジネス臭だけは一丁前なので、救える手立て無し。唯一感動したのは大坪由佳ちんの成長ぶりくらい。それでもまだ下手なので可愛いが。

「魔入りました!入間くん」80点。
香ばしいタイトルとウワァなキービジュアルに反し、面白かった!これだから食わず嫌いはいけない。小気味良いギャグも良かったが、なによりもクララがクソほどにアホ可愛いかったなあ。これでまたNHKブランドに好印象を抱いてしまったのが悔しい気もするが。

「凪のあすから」85点。
バッチリ気合いの入った作品で、オリジナルとしても文句無しの傑作。でも擦れた中年にラブは刺さりにくく、それが加速する後半は疲労してしまった。前半だけなら90点だったが。ピュア人ならそれ以上のスコアも納得の、全体的にレベルの高い作品だった。香菜たんかわゆす。

「奇異太郎少年の妖怪日記」65点。
ふんわり笑える薄いラブコメで、5分枠としては及第点か。まあいかんせん一定以上に得るものも無かったが、エンディングテーマは好みの感じだった。まりあちゃんに萌えようとチェックしたのだが、もう少しロリロリしてた方がおじさんは好きだったよねえ。

「ダーウィンズゲーム」80点。
オリジナリティ分は薄めの異能バトルモノだが、なかなか面白かった。無駄を削ぎ落としたカンジが良くて、王道の良さのようなものも感じられた。「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方だったけど、続きも乞うご期待。うえしゃまいのりん分も高濃度で、吾輩(豚)もご満悦。

「痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います」65点。
これまた「なろう」の典型と言うべきか。ネットでヒロインが可愛いと話題だったが、別に。えーでちゃんの良さが全然活かされてないじゃん。全体的にポップな感じが良かった分深みには欠けるので、キャラも多い割に使い捨て感が強く残念。「なろう」のアニメ化ハズレ9割が盤石に。

「群れなせ!シートン学園」90点。
最高。最高でしたよ、大勢のケモっ子たち。特にヒロインランカの愛くるしさは異常で、木野日菜ちゃんには骨抜きにされ続けた。最終話のロリっ子も良かったし、「五組」は分かっている。OP&EDの両テーマも秀逸で、久々配信日にDLしてしまったよ。久々にズシンと響いちまったぜ。

さてシーズンも終わったことだし、冬アニメの一気視聴を捗らせるのに良い頃合い。
アレもこれもまだ未視聴ストックは多いけど、「シートン学園」を越えるものは無さそう。
まあコロナの影響は乏しかろう陰キャの日常は、むしろ益々活性化するってもんよ。