昨日はアルコール消毒液の配達で久々に都内まで行ってきたけど、いやア、「祭り?」くらいの街の賑わいにびっくりしたよ。

なんつっても今日本で一番ヤバいのは東京だろうと分かっていながら敢えて赴いたのは、他でも無い親戚の身を守るため。報道関係で閑散とする都内の様子も見ていたから気分としてはバイオハザードで、ウィルスのひしめく魔窟へ乗り込むクリスジルかという決意ですよ。バイオハザード事情は殆ど知らないけど、そんな感じだった。

取り敢えずまず高速道路が思っていた以上の車の数で、嫌な予感はしていた。スイスイ走れる程度ではあったものの、視界から自分以外の車が消える事は無かった感じで。しかしこんな時でも煽り運転や意味不な車線変更を行う激烈バカはおり、行きに3台、帰りに2台キップを切られている猿を目撃した。そのいずれも若者だったけど。

都内事情でビックリした事は他にもあって、未だにトイレットペーパーやハンドソープが品薄だと言うのだ。
都内と言っても山の手を中心とする都市部と下町エリアは状況が異なるようで、今回赴いた下町エリアでは生活必需品の調達も困難だとのこと。その点コッチの田舎はそんな問題は一段落したので、ならばと業者クラスの物資も併せて配達した次第。
そんな量を手持ちでは運べずカートを使ったのだが、その光景を見ていた近隣住民の「ギブミーチョコ」的な視線が印象的だった。

河沿いの集合団地の6階から下を見下ろすと、これまた川沿いの道を散歩やらジョギングする人々の多さが。天気も良かったし運動不足だからも分かるけど、全然駄目じゃんと絶望した。運動不足やストレスと、死のリスクを天秤に掛けることもできんのかと。

田舎には無い更なるストレス環境を目の当たりにした事で、一層奮い立つオタクスピリット。ここは平常時でも自室に引きこもるプロヒッキーのスキルや、平常時でも他人と接さないプロボッチスキルを示す時ではないか。

取り敢えず今回訪ねた叔母が、「鬼滅の刃」にハマったという話を聞いた。
こういう混乱に乗じて布教するのは卑怯な気もするけど、オタクだからこその役立ち方を考えていると、意外にも色々前向きになれる。