本日2記事目





前に持って行った酒は

まずいと言われたから

今度は気をつけなきゃなあ。



笑いながら夫が言った。



へ?それって、、

前に誰かに言われたの?



うん。

〇〇さんがさ、

なんか酒を暑い場所においといて

しばらくたった後から飲んだらまずくなってたんだって。


アレはまずかった!って言ってたんだよ。




わたしはびっくりしてしまう。


わたしは、誰かから何かいただいたら、


あれはまずかった、とは言わないから。



夫が、

「どうせ酔っ払ってたから言っちゃったんだろ?あはは。」


と笑って、


それは、夫と相手の信頼関係のなせる技、とも思う。




わたしだったら、、と考えてみる。


もしどうだった?と聞かれたら

わたしの口には合わない、という前に、相手の選んでくれた気持ちやあげたい気持ちや時間が嬉しくて、お礼を言いたい。


そう感じるうち、口に合わないことなどなんともなくなるのではないか?


つい、夫が懸命に酒屋を探し周り、買った気持ちをわかってあげたくなる。



そんな背景を軽々すっとばし、

まずい、と伝える人と、


伝え合い、笑える関係が

すごいなと思う。



わたしはどうしてもそこまでの器がないのだ。




正直と素直の違いとはなんだろうか?



わたしは素直な人になりたいとは思うけれど

なんでも正直にいうのには憧れを持たない。



そして正直になんでも批判や否定を、わたしに伝える人とは距離を置いている。

わたしはだんまりで、戸惑いやすく嘘をつきやすいから。



もし、わたしの外見や中身、

やっている仕事のことで


ネガティブな感想があり

全くわたしの背景を知らずに、想像もせずに


批判や

価値がないような発言を好む人と、

近い距離では仲良くなれないと思う。



適度な距離を持ち、

愛想笑いしながら

嘘をついてまでも、、

そっと離れる。


わたしが限りある人生で付き合いたいのは

その正直さではなく

素直な人なのだ。




以前いわゆる思ったことはそのまま口に出す、自他共に「正直」な方がわたしに、


あなたのうなじが毛深くて気持ち悪い。

なんで剃らないの?

と言ったり(わたしは毛深いの。。


あなたが嫌い。

話がいや。


と言ったり


顎のニキビが汚い。

化粧しなきゃいいのに。



と伝えてきた。



その方は趣味仲間で年上で、


会って口を開けばなんでも見たまま感じたままを、

正直に言うのだ。



わたしはだんまりして、

ふふふ。と笑い、

やめてくださいよ〜と、ニコニコやんわり釘を刺し


それでもやめない相手に

腹の中で汚く罵る。。笑


やってることは相手よりタチを悪くして。。



そして何年かして

自分の距離感に違和感があり、

わたしが離れなかったのだ。と

気づいた。



あなたが嫌い!とか

やめて、をやめないその人に、


わたしも自分のことを批判してきたり否定する人は嫌なんです。


と言って離れた。



あの方と同じくらい正直に申してみたら、、

あの方はそれ以来付き合いがなく、わたしにかまわなくなったのである。



目の前の嫌な人は隠してる自分。

全くその通り。。笑笑



その証拠に、

わたしは軽々夫から

いただいた物にケチをつけたり

趣味が合わないと伝えたり、


夫に外見のこと、太ったね、お腹が出てるね、


足が臭い、

酒臭い、タバコ臭い!という。。!!!笑笑



そう、、、


恥ずかしながら、

わたしこそ!身近で安心する、受け入れてくれそうな夫に

ズケズケと正直に言うのである。


ということは

酒のあの方も

わたしに色々言った方も


夫やわたしは何を言っても許してくれそうだから、

または親しい仲、として言ったのではないか?

(わたしが夫にそうなように)


事実、

わたしたちは相手からの言葉を、笑いながら受け入れ

あちらに何を言われてもいい環境を育ててきたのである。


で。


わたしはどうしたいか?


夫に、正直にではなく、

素直な可愛い妻でいる。これが幸せ。。



わたしは自分しか生きることができない。

自分しか変えられないのだから。



すっかり甘えてる夫に

どこまでなら許してるのか

聞いてみよう。


夫なら酒の件で笑うくらいに器が広いから

わたしよりは許容範囲が大きいかもしれない、、




夫と初めての店で担々麺食べたー

めっちゃ美味しかったあ




Meg.