どれだけ自分が恵まれているか、改めて考えることが必要かも。 | 厚岸漁協直売店「エーウロコ」のスタッフ日記

厚岸漁協直売店「エーウロコ」のスタッフ日記

北海道厚岸(あっけし)から、旬の話題をお届けいたします!

おはようございます。

今日は当店の営業と関係ない話を少しさせて下さい。

 

昨日は祝日ですがお休みを頂き、久しぶりに見たかった戦争に関わる映画を鑑賞してきました。

戦争の歴史を風化させないことの大切さや、見過ごしがちな平和な日常の尊さを見つめなおす必要性など、原作者のメッセージを強く感じる映画でした。

 

戦争の話をしようとは思いませんが、改めて自分がどれだけ恵まれていて、その幸せが当たり前になりすぎて甘えているか、考えさせられました。

自分なりに出来る事はしているつもりだけど、もっと何かしなきゃ、何が出来るだろう。と思いましたね。

 

 

 

昨日は早朝から愛犬の散歩で、自分が大昔に通った、保育所・小学校・中学校あたりをゆっくり回って来ました。

 

いつも車では通るけど、歩くと感じるものが全然違って、懐かしい思い出がどんどん頭を巡ります。

 

校則を破って自転車通学し、しかもその自転車を校長先生の家の横へ隠してて、それを先生に見つかって烈火の如く怒られたなぁとか、ここの山に登って、奥の川でカエル獲ったりしてよく遊んだなぁとか。

 

そんな思い出に浸りながら色々歩いていると、厚岸翔洋高校の新しい寮があった。

めちゃ素晴らしい生徒寮。これは最高の環境ですわ。

是非、寮だけではなく設備も色々と整った厚岸翔洋高校で、一人でも多くの若者に学んで欲しいと思いますね。

 

私は厚岸町の本町(ほんちょう)と言われる地域の、若竹町が本籍なので、何となく歩きたくなって本町を頻繁に散歩しますが、昔あった商店や食堂、魚屋さん、居酒屋、スナックなどが激減しているのが本当に切なくなる。

 

日本の人口が減り、便利さを求めてか都会に人口が集中し、特に田舎は極端な人口減少が進み、その結果各施設や商店などの利用者が減り、商売が成り立たなくなり閉店。

それを仕方ないで片づけるのはあまりにも悲しい。

 

漁業と酪農の一次産業がしっかりしていて、とにかく人が温かく自然溢れるこの町には無限の可能性がある。

8,500人程度しか人口の居ない、この【あっけし】が、全国の多くの方に知って頂けてるのは何故か。

それはあっけしが魅力的で素晴らしいと感じて頂けてるからだろうけど、そこには先人たちの知恵と努力がある。

 

今、厚岸で生活する我々の町に対する思いはどうなのか?

町になにも無いと言う声を良く聞くけど、そもそもあれば利用する気があるの?と思う部分もありますわ。

 

大したことは出来ないけど、自分が町に出来ることは是非させて頂きたいね。だって本当に良い町だから。

 

明日、当店の内部会議なので、そんな気持ちを持って皆で色々考えたいと思います!!